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コーヒー フェニックス 千石

 千石駅近く、旧道と新道の交差点裏手にあるコーヒー&レストラン。目立たない場所にあるせいか何度か通っても気がつきませんでしたが、とある日、バスにて移動中に看板に気がつきました。お昼どきだったので、店の前には自転車が何台も停められ、席はほとんど埋まっていました。
 日を改め、夕方前に店を訪れると店内はさすがに空いていましたが、世間話で盛り上がるグループ客や1人で来ている老人が数名、お茶をしてくつろいでいました。
 赤い布張りのイスがゆったりと並ぶ店内は喫茶店というよりはレストラン風の配置でした。赤系の色を使った絨毯調のビニールクロスの柄が暖かい印象です。
 2人掛けの席に座ると、「空いていますから、どうぞこちらへ」と、シェフの格好をした店主はにこやかに広い4人掛けの席を勧めてくれました。昼を食べそこねたため、カキフライとドリンクのセットを注文。思った以上にリーズナブルな値段で、あの昼どきの混雑の理由がうなづけました。
 揚げ油はすっかり冷めてしまっているらしく、注文してから登場までに20分ほど待ちましたが、大粒のカキフライは大変おいしく、待った甲斐がありました。そして、厨房からは食後に間に合うよう、コーヒーを点てる音がし、しばらくしてアロマがこちらまで漂ってきて、なんだかありがたく感じました。
 ちなみにお店のロゴは、おかっぱ頭の女性が大口を開けている、おもしろかわいいデザイン。紙ナプキンや箸袋にもちゃんと印刷されていて、今時、めずらしいなと思いました。

コーヒー 350円
サービスランチ・カキフライとコーヒーor紅茶のセット 800円(14時までは750円) 
文京区白山5丁目
定休日は不明 夜は22時頃まで営業のようです
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by matsutakekissa | 2010-01-28 12:54 | 文京区山 | Trackback | Comments(0)  

ニューフロンテ

 浅草・千束通り商店街裏手の喫茶店。入口には以下の但し書きがありました。
 「十六歳未満の方は午後六時以降の入店をお断りします」
 「十八歳未満の方は午後十時以降の入店をお断りします」(※うろ覚え書き)
 まるで、ゲーセンかボーリング場みたいな入店制限だったので、一体どんな営業形態なのか疑問でしたが、店内に入ってみて、その理由がわかりました。テーブルのほとんどがテレビゲーム台というゲーム喫茶でした。但し書きは法律に引っかかるといった理由からなのでしょう。
 ちなみにメニューはソフトドリンク類、軽食がメインの構成で、お酒はビールと水割りのみでした。
 市松模様の壁のデザインと抹茶色のイスはなんだか和菓子みたいな色使いですが、おじいさんのマスターは、黒いセーターにズボンに、白いワイシャツを着込んでいて、洋風の喫茶店のマスターらしい風貌でした。
 コーヒーを飲んで温まってきたため帰り支度をしようとしたところ、マスターから「今、お茶を淹れていたので、もうちょっとおまちいただけませんか」といわれ、湯飲み茶碗にたっぷり注がれたこぶ茶が出てきました。とても意外で、びっくり。コーヒーは好きですが、後口の良さはお茶類にはかないません。もしかすると、ゲームをして長居するお客さんのために考え出されたサービスなのでしょうか、メニューにはこぶ茶はありませんでした。

コーヒー 450円
台東区浅草3丁目
※深夜2時ごろまで営業しているようです。定休日は不明
 
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by matsutakekissa | 2010-01-26 12:57 | 台東区山 | Trackback | Comments(0)  

コーヒー&サンドイッチ 茂里屋

 中央通り裏手、雑居ビルが混じる住宅街の喫茶店。店頭で調理パンを販売していますが、店内ではコーヒーが飲めます。
 と、断言していますが、店先には「コーヒー」とか「喫茶」とか書かれた看板がなく、何度も店の前を通りながら、何屋なのかわかりませんでした。最近になってタウンページをめくったところ、喫茶店だということが分かりましたが、それでも不安。「お呼びじゃない」訪問者にならないことを願いつつ、扉を開けました。
 入ってみると、外観とは大きなギャップがありました。丸太を壁に貼り付けたようなログハウス調の店内。壁にあわせてしつらえた、しっかりとした木製テーブル。高めのスツール。奥には外国の辞書らしき分厚い本と書類。まるで、海外ドラマのコテージのようでした。
 白い三角巾を被った年配のお母さんに、コーヒーのめますか、と聞いたところ、はい、大丈夫です、とおっしゃったので、ようやく一安心。
 外の通りは賑やかなのに、店内は静かで2人きり。自然に会話が始まりました。
 「うちのコーヒーは苦い味がするでしょ。昔っからこれなの」。何でも他の人のところのコーヒーを飲んだらすっぱかったので、かなり違和感があったとか。ブレンドの配合率も変えてないそうです。
 たった1人で店を切り盛りしているため、パンが売れる朝は、店内を店先を行ったりきたりしなくてはならないそうで、常連さんが勝手にパンを持っていって、沸かしてあるコーヒーを飲んでいく、とのことでした。
 持ち帰りで調理パンを1ケ買いましたが、いれてもらった紙袋にはキャラバンコーヒーのマークが入っていて、「やっぱり喫茶店だったんだなあ」とうれしく思いました。

コーヒー 400円(モーニングサービス時は250円)
調理パン 150円
千代田区神田多町
朝7時~
土日祝 休
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by matsutakekissa | 2010-01-25 12:58 | 千代田区山 | Trackback | Comments(2)  

喫茶 フランク 八王子

 オレンジ色の中央線に乗る機会は普段めったにありませんが、過去2年ほど、お見舞いで定期的に通っていたことがありました。東京都縦断の旅、なんていうと毎日通勤している方々にお叱りを受けそうですが、行って帰ってくるだけで半日以上かかるので、帰りの電車では大体ぐったりしていたのを思い出します。もう、行く必要がなくなった今、八王子はすっかり縁遠い町になってしまいましたが、この店は、今も元気でやっているのかな。
 
 八王子駅北口からすぐ近く、ビル1棟建ての大箱喫茶店。こんな贅沢なつくりの店、都心ではなかなか見られません。1~3階まで客席がありましたが、現在3階は使用されていないようでした。
 少し薄暗い店内では、シャンデリアやドングリ型の間接照明が輝いており、店内の一部は石造りの壁で、凝っていました。
 珈琲&フードと看板に書いてある通り、軽食類のメニューも豊富でした。スパゲッティ、ドリア、グラタン、ピザ・・・。でも、相変わらずケチな自分は、いつも食事を立ち喰いソバ屋で済ませて、コーヒーしか頼みませんでした。もう、なかなか行けなくなった今、この店のことを思い出しながら、もうちょっと通えばよかったなあと後悔しています。

コーヒー 300円
東京都八王子市旭町
日曜 休みのようです
 

 
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by matsutakekissa | 2010-01-21 23:17 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

コーヒーショップ はなや 曳舟

 電子機器の寿命は短く、儚きかな。
 昨年12月のPC故障に引き続き、年明け早々、携帯までもが壊れてしまいました。8年前に購入のPCはいいかげん耐用年数を迎えているようなので修理はあきらめましたが、携帯は突然のことでした。携帯ショップの方によると、寿命が尽きたらしい、とのこと。あと1年はいける、と思ってたのに・・・。すっかりしょげて、バックアップデータ整理を片付けたり、新しいPCを買ったりしているうちに月日は流れ・・・。ようやく一段落したので記事が書けるようになりました。

 遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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 はなやは曳舟駅前のビル2階の喫茶店。駅ホームからも店が見えるので、東武沿線の人にはおなじみの店かもしれません。実は、こちらの店と東向島駅前の喫茶店記事を同時に書こうとしていたのですが、東向島の方は、残念ながら1年前に閉店。もっと早くに行っておけばなあ、と、その当時は後悔ばかりしていて、先に訪れていたこちらの店については、書く気がおきませんでした。

 この日は神保町から急に思い立って、押上方面行き電車に乗りました。相互乗り入れは、運賃さえ気にしなければ便利なシステムです。
 階段を昇って店に入ると、客は誰もいませんでした。そこそこ広い店内ががらんとして、少し寒々しいくらい。
 レンガの壁と背もたれのクッション部分に特徴のある赤茶色のイスに、黄色のランプ型照明、観葉植物の緑の彩りが美しい店内ですが、店名にもある「はな」が見当たらないな・・と思ったら、窓の外の花置きに、ゼラニウムの鉢植えがたくさんありました。
 日はすでに落ちていましたが、窓辺の席からは駅のホームがよく見えます。上りと下りの電車がひっきりなしに入ってきて、よい眺めでした。テツの撮影スポットになったりするのかな、この店は。
 そんなことを考えていると他のお客も入ってきて、店内は少し賑やかになり、体感温度も少し上がってきました。

※昼間と夜間では、店内の表情がかなり変わります。
コーヒー 400円
墨田区東向島2丁目
朝9時夜10時
日曜は交互に休みのようです
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by matsutakekissa | 2010-01-07 23:20 | 墨田区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 ロッキー 浅草 ※閉店しました

【以下の記事、PC&携帯故障により、すっかり時期を逸しての投稿になってしまいました。すっかり古くなった内容で恐縮ですが、何卒ご了承ください】

 新しい年を迎える準備で慌しい年の瀬ですが、こうしてる間にも、どこかでひっそりと店じまいする喫茶店が、いくつもあるんだろうなと思うと、なんだかさみしい。喫茶店の閉店は事前に知らされることが少なく、閉店してから、「○月×日」に閉店しました、という貼紙が貼られていたりします。あぁ、やめちゃったんだなあ、という余韻にひたる間もなく、あっというまに更地あるいは大規模な改装が加えられ、新しい店がオープンして、昔あった店のことは、少しずつ記憶から抜けていってしまいます。


 さて、2009年仕事納めの朝。モーニングは悩んだ末、浅草・千束通りの「ロッキー」に行くことに決めました。当ブログへのコメントで、31日閉店の情報をいただいたのですが(おおかわさま、その節はありがとうございました)、行くかよそうか、本当に迷いました。閉店便乗駆け込み客ってのは、混雑の原因になるし、常連客や店側にとって迷惑な存在以外の何者でもない。でも、とっても気になる。
 とりあえず覗いてから決めることにし、田原町駅から六区ブロードウェイを抜け、言問通りを渡って、千束通りのロッキーを目指しました。商店街のほとんどの店はまだ眠っている時間帯だったので、行灯型のタツノオトシゴマークの看板がいっそう目立ちます。
 入ってみるとカウンター近くの席はまずまず埋まっていました。みな近所の常連さんのようです。サラダを食べていたおばさんは突然顔を上げ、「奥、空いてますよ」と一言。客に混じって朝食をとっていた店のママさんでした。
 奥は4人掛けの広い席で、入口近くとはまるで雰囲気が違いました。ゆっくりできそうだけど、入口の喧騒からは隔離され、まるで2階席のよう。テーブルに出しっぱなしのステンレス製ミルクピッチャーが、店のゆるい雰囲気を象徴していて、ハムエッグと野菜サラダにトーストのモーニングは家庭的な味でした。

 自分が座った席の近くにいたモーニングをとっているおじさん。失礼かもしれないけど、浅草らしい人、という表現しか思いつきませんでした。
 おじさんは後からやってきた別のおばさんにものすごい剣幕で怒られていましたが、のらりくらりとかわしています。その後「さあて、そろそろ帰ろっかなー」と大声をあげ、帰り支度を始めましたが、周りの客は無反応。いったん店を出ていったおじさんは、「忘れもんしちゃった」と大声でいいながら、戻ってきました。店の人が一緒にテーブル周りを探して、帽子が見つかると去っていきました。つい、うっかり忘れた、というより、誰かにかまってほしかった、そんな気がしました。

 喫茶店であれ、他の店であれ、一つの店に通いつめる理由は、安さや美味さ、場所だけではなくて、「人」が大きなウェイトを占めていると思うのです。
 店がなくなるとというのは、絆やよりどころが消えてしまうことでもあります。ここに集っていた人は、来年からはどうするのだろうか。新たに常店を求めて漂流するのか、それとも喫茶店通い自体をやめてしまうのだろうか。いずれにしても、寂しいかぎりです。

コーヒー 400円 モーニングセット 500円
台東区浅草3丁目
朝6時半~夜8時 火曜 休
※2009年12月31日に閉店しました。 
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by matsutakekissa | 2010-01-02 01:05 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(2)