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喫茶 おむろ お茶の水

 東京医科歯科大裏手、本郷通り沿いビル2階の喫茶店。ビルの名前がおむろビルなので、店名もそのまんまでした。
 コカ・コーラのロゴが入った緑色の黒板には、ランチメニューがずらりと書かれています。日替わりランチは700円。カレーライスは650円。この界隈にしてはリーズナブルな価格ではないでしょうか。そのため、近隣のサラリーマンには大いに支持されているらしく、ランチタイムを少し外していったつもりでしたが、まだまだ混んでいました。
 カーテン付きの木枠のドアやシャンデリア型照明、パーテーション代わりの鉢植えなどは喫茶店そのものの雰囲気ですが、夜はお酒を出す居酒屋に変わるらしく、日本酒のビンも並んでいました。
 書き入れ時のヘルプの女性たちは、みんな明るくて、てきぱきと客をさばいています。店の混み具合と勢いに圧倒されてしまい、先ほどから何度もオーダーされている生姜焼き焼き定食を注文。
 かなり待たされるのではないかと不安でしたが、5分程度の驚く早さで定食が登場しました。丼めしに、少し煮込まれた感のあるみそ汁、お新香に、生姜焼きとキャベツたっぷり。喫茶店メシというよりは、早い・安い・うまいの3拍子揃った食堂級のメシでした。
 残念ながらコーヒーはセットに含まれず、200円割引価格になりますが、それでもオーダーしている人はちらほらいて、ゆとりあるなあ、なんて思いながら、自分もコーヒーを注文しました。

コーヒー 350円(ランチタイムに食事すると割引され200円)
日替わり定食 700円
文京区湯島1丁目
朝8時~夜11時
 
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by matsutakekissa | 2009-12-18 13:00 | 文京区山 | Trackback  

 鹿児島を訪れたのは、今回が初めてでした。非常に限られた時間だったので、鹿児島の喫茶店事情がよくわかりませんでしたが、市街の中心地、天文館には創業が古い喫茶店も何軒かみかけました。ということは、街の歴史も古いということでしょうか。しかし、アーケードもお店も大部分が既にリニューアルされていて、それに合わせて喫茶店も新しくなっているところがほとんどでした(くまなく探せば少しはありそうでしたが)。

 喫茶店「門」は鹿児島中央駅すぐそばの、大通り沿いの喫茶店でした。ビルの壁の看板が遠くからでもよく目立ちます。意外にもチモトコーヒーのロゴ入り看板があったので、少し驚きました*。全く土地勘のない旅先で、見慣れたものを目にして、ほっとしてしまいました。

 この日は休日で駅前の人通りも多くありませんでしたが、ありがたいことに開店していました。老齢のマスターが1人でやられている小さな店で、赤い布張りの背もたれが高い木製イスは、喫茶店らしい色合いをしていました。壁にはコーヒーの産地の地図などを描いた銅版画が飾られています。
 そして、ブレンドとストレートコーヒー各種が書かれたメニューを見て、ようやくコーヒー専門店だということに気づきました。モーニングがあればよかったのだけれど。先客もどうやら同じ目的で入ってきた旅行者だったのか、目当ての食事ができなかったようで、ホットケーキを注文して食べるとすぐに店を出て行ってしまいました。

※東京・大田区に本社をもつ「チモトコーヒー」ですが、全国各所に支店があるそうです(会社HPより)。鹿児島にも営業拠点があるため、特に珍しくはないことがわかりました。
コーヒー 450円
鹿児島市中央町
朝10時~夜8時 土日祝 不定休

 
 
 

 
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by matsutakekissa | 2009-12-14 23:58 | 旅編(東京都以外) | Trackback | Comments(0)  

 できることなら、休みの日に訪れたかった店でした。ゆっくり時間をとって。
 しかし、週末はいつもシャッターがおりていました。また、今年もいけずじまいで、年を越してしまうのだろうか・・・。そこで、前回訪れた「あかね」と同じく、平日の朝という賭けに出ることにしました。
 浅草は会社のある場所とは正反対の土地。帰りの電車時刻をしっかり記憶した後、吉野通りを北上し、裏通りの住宅街へ足早に向かいました。駅へ向かう人の流れとは正反対で、歩けば歩くほど不安になります。

 ようやく近くまでやってきた時、遠目でも明かりが点いているのが見えて、胸をなでおろしました。
 色つきのガラスドアには、純喫茶 誠という文字が入っています。開店当初メンテもリニューアルも行っていなさそうな店で、暖色系の電球の明かりがくすんだ店内を照らしていました。
 朝早くにも関わらず、お客さんは3名ほどいて、すべて男性1人客です。これから仕事だ、という感じの人はいません。なぜか朝からテーブルゲームをやっている人がいて、自分との時間のゆとりの差をありありと感じさせられてしまいました。
 モーニングはできますか、と聞いたら、できますといわれたものの、この店で注文する人はほとんどいないらしく、ゆで卵は最初からゆでてくれたので、ものすごくあつあつでした。時計を気にしながら、厚切りトーストをコーヒーとともに流し込む。なんだか、もう、必死。ただですら浮いているのに、あせりもあってか、自分の周りだけ異なるオーラを発散している気持ちです。
 また行きたいとは思わなかったけど、ずっと気にしていたことが年内に解決できたので、自己満足して帰りました。

モーニングセット 400円
台東区浅草6丁目
※定休日、営業時間は聞けませんでした。
※閉店していました。それに気付いていながらも、追記がすごく遅くなりました。閉店は2010年中ではなかったかと思います。【2011.10月】 
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by matsutakekissa | 2009-12-11 12:53 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(2)  

喫茶 ラーチ 本郷3丁目

 神田神保町や本郷の学生街には、なぜカレーを食べさせる店が多いのでしょうか。街を歩けば本屋とカレー屋にぶち当たりますが、店によって味も値段もピンキリで、どこが自分向きなのか、入るのに迷ってしまいそうです。 
 本郷通りと春日通りが交わる駅から、春日通りを後楽園方面に向かうこと10分弱。通り沿いの喫茶店、ラーチは、赤い看板がなんだか某タバコブランドのロゴをほうふつとさせました。
 入ろうとした矢先、店の前に自転車を停めたおじいさんが、店のドアから店内を覗き込み、入店せずに走り去って行くのをみて、ランチタイムの混雑が予測されました。
 時間を少しずらして店に入ると、ピークをやや過ぎたころのようで、なんとか席に座れました。外観は割りと新しい店に思えたのですが、木目がきれいな壁のプリント合板や間接照明、カウンターは、少し時代を感じさせました。
 軽食はサンドイッチとカレーがメインで、数種類あるカレーのセットメニューは日替わりでサービスランチに指定され、100数十円程度の割引になっています。意外と大鉢のフレッシュサラダがおいしかったです。
 13時近くになると、潮が引いていくかのように、次々とお客が去ってしまい、店には自分1人になってしまいました。ランチ時の常連の大半は学生ではなく、近くに勤務するサラリーマンが大半のようでした。
 あらしのような時間をどうにかやり過ごし、後片付けしながら世間話をするカウンターのお姉さん2人からは、いかにもほっとした様子が感じられました。

コーヒー 400円 モーニングはたしか450円でした。
日替わりサービスカレーセット(ランチタイム11~14時) 850円~
文京区本郷4丁目
朝9時半?~夕方5時半?
土日祝 休

 
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by matsutakekissa | 2009-12-09 12:58 | 文京区山 | Trackback | Comments(0)  

珈琲&ワンショット Time chair

 第一京浜沿いのビル2階の喫茶店。場所柄平日のみの営業で、夜はお酒が飲めるバーになります。
 営業開始が遅いらしく、昼間の営業を確認しましたが、その後なかなか訪れる時間がない。夜でもコーヒーはオーダーできるようだったので、思い切って夜に来店しました。
 喫茶店のマダムというよりはバーテンダーのようなママさんが1人いて、お店には誰もいませんでした。ジャズが静かに流れ、照明はぐっと抑えられたお洒落な空間でした。
 角地に建っているため窓からの見晴らしはよく、開放的です。大きな窓から差し込む昼間の陽射しを想像すると、陽が傾き、夕昏、夜になるにつれて店内の表情が変わっていくのが目に浮かぶようでした。普段、あまり目にすることのない上から見た街路樹や走り続ける車の流れは美しく見えました。
 コーヒーはサイフォン式で、丁寧に淹れてくれました。高級なコーヒーカップにぴかぴかの砂糖つぼとミルク入れ。お冷やのグラスまで美しく輝いていました。サイフォンにしてはとっても濃い味でびっくり。ちびちび味わっていくとだんだん苦くなってきたので、ミルクを入れるととてもまろやかになりました。
 都会の孤独を感じるような大人の空間は、私にゃ100年早かったかな。どうにも落ち着かず、30分ほどで店を出てしまいました。

港区新橋5丁目
コーヒー 500円 ワンショット 1000円
アメリカン、紅茶もあるそうです。
夜9時頃まで

※店が入居していたビルに、看板が見当たりませんでした。おそらく閉店と思われます【2014.6】
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by matsutakekissa | 2009-12-07 23:40 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 マロニエ 五反野

 五反野駅の線路席にある喫茶店。駅から東西に延びる商店街とは外れていて、地元の人たちが通る駅へのショートカットのような、目立たない道沿いでしたが、お客さんはたくさんいました。
 ランチタイムをやや過ぎた頃で、お客の多くは食事をとっていたのですが、残念ながらサービスタイムは過ぎてしまっていました。
 店舗兼自宅のこじんまりとした店内ですが、座席は4人掛けテーブルがメインのため、ゆったりした印象でした。マガジンラックには男性・女性向け雑誌のバックナンバーから新聞まで豊富に揃っていて、1人でも過ごしやすそうです。
 自分の席に注文を取りにきたおばさんはどうやらお客さんだったらしく、客席について、赤ちゃん連れのお母さん方と親しげに会話。アットホームな雰囲気です。その後店のマスターも話に加わり、「子どもが小さい頃は忙しくてあまりかまってやれなかったです」とおっしゃっていました。
 レジに立っていたのはマスターのお母さんとおぼしきおばあさんで、「毎度ありがとうございます」と、コーヒーチケットを1枚渡してくださいました。チモトコーヒーのロゴが印刷された本物のチケットです。何百円か以上の支払いにつき、1枚くれるのでしょうか。なんとも太っ腹なサービスなのでした。
 


コーヒー 380円
ランチセットは740円(カレー、ハンバーグ、ピラフ、スパゲティ等+コーヒー又は紅茶)
足立区西綾瀬

※現在は「うたごえ喫茶」として営業中です。この店で修業した方にお話を伺う機会があり、創業50年以上だとか。【2013.4】

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by matsutakekissa | 2009-12-07 12:56 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

画廊喫茶 ボンアート 本郷

 ある日の休日、骨董品屋を冷やかしに訪れました。「昭和レトロ」と銘打たれたコーナーでは、古い柱時計や大手企業のロゴが入ったグラスがかなりいい値がついています。実家の押入れを探せば埃をかぶってそうなモノたちを買う気にはなれませんでしたが、「昭和」がカネになるって、もうそんな時代なのかと驚かされます。
 
 こういう前置きの後に、この店のことを書くのは失礼にあたるかもしれません。しかし、深い意味合いはありません。本郷通り沿い、東大赤門近くの喫茶店で、経営が骨董店なのか、ショーウィンドーにはさまざまな骨董品が並べられています。

 ショーウィンドーを見ていると、真昼間より日が暮れてから行きたい気持ちに駆られてしまい、前を通り過ぎても入店する機会に恵まれませんでした。 
 閉店間際にもかかわらず、「30分ぐらいなら大丈夫ですよ」、という言葉をありがたく受け止めて、席に座りました。奥に細長い店内には先客2、3人がいて、どちらも会社帰りのサラリーマンのようでした。
 1階は貸しギャラリーになっていて、展示はいろいろと変わるようです。その時の展示が目当てで行ったわけではありませんが、自分のようなギャラリーにはほぼ無縁な人も、気軽に入れるオープン・マインドな店でした。
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by matsutakekissa | 2009-12-04 12:51 | 文京区山 | Trackback | Comments(0)  

コーヒータイム ユニック 京橋

 役所、病院、図書館、そしてオフィスビル。このようなお堅い場所にある食堂や喫茶室がなぜか昔から好きでした。そして、その場所が文字通りのオアシスみたいな空間だったらなおうれしい。
 ユニックは東京駅八重洲中央口から八重洲通りを歩くこと5分強。昭和通り裏通りのビル地階の軽食喫茶でした。看板のロゴに魅力を感じて地下への階段を降りていき扉を開けると、意外にも喫茶店らしい装飾はほとんどない白い壁の目立つ空間でした。そして、少し驚いた顔の店主に「これから出前ですから、開店は9時なんです」とのことでした。


 改めて訪れたのは昼どきをやや外れた時間帯でした。それでもまだ昼食をとっているお客もいて、近隣の勤め人が出たり入ったり。やや大柄の店主は、マスターというよりコックさん。調理も接客もレジもすべて1人で行っていて忙しそうですが、接客も明るく、あせった様子はありませんでした。
 ランチの残り香が残った店内。「ここで昼食をとればよかったかも」、と思っているところへ、「まだ、しょうが焼きある?」と、サラリーマン風の男性が駆け込んできました。看板には「コーヒータイム」と書かれていますが、ここは軽食メインの店のようです。
 記憶間違いかもしれませんが、定食メニューにあった「マドラス」という名前が気になり、今度時間のとれた時にでも、食べにいきたいと思ってしまいました。



コーヒー 350円
※定食類は700円台でした。
中央区京橋1丁目
朝9時~
※店の前を通りかかったら、看板が外され、既に閉店していました(2010年7月)
 
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by matsutakekissa | 2009-12-03 13:00 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

野毛の喫茶店 サンパウロ

 既に閉店してしまった野毛の喫茶店「サンパウロ」。すっかり書く時期を逸していて、今夏店の前を通ったら、そこには全く別の店があり、少なからずがっかりしました。
 ところが先日、古い本の中で再びその店の名前を目にして、大変驚きました。野毛界隈の競馬喫茶の1軒だとばかり思っていたので。最後に訪れたのは2年以上前。薄れた記憶をできるだけ掘り起こして書き残しておきたいと思いました。

 サンパウロがあった場所は、野毛の商店街。洋食の老舗「センターグリル」が同じ並びにありました。周辺にも喫茶店が多くありますが、週末には競馬レース目当ての客で混みあいます。
 夕方4時すぎにもかかわらず、どの店も常連客が粘っていたため、最も入りやすそうな「サンパウロ」に入ることにしました。それでも店の奥では競馬中継を目で追っかける常連客がいて、自分などは完全に浮いた存在でした。
 壁には競馬グッズやら競馬の写真やらがたくさんあって、ファンが集っているようです。外観は普通の喫茶店なのに、場所柄なのか最も競馬色の濃い店に来てしまったなあ・・・と肩身の狭い思いでしたが、マスターは丁寧に接客してくれ、それで少しほっとしたのをよく覚えています。
 
 当時の本に掲載されたサンパウロの写真と、今の写真を見比べてみると、一見外観は変わっていませんでしたが、ビニールひさしや移動式看板はもちろんのこと、ドアも、軒下のタイルの色も異なっていました。大きくは変えないようにしつつも、少しずつメンテナンスを行っていったのだろうか、と考えました。

※サンパウロが紹介されていた本は『コーヒー入門』(佐藤哲也 著、保育社、1971年)です。
コーヒーの歴史から栽培、加工、淹れ方、さらには飲み方まで、コーヒーのイロハについて、分かりやすく書かれた本です。当時の本にしては珍しく写真とカラー刷りページが豊富なのが特徴です(といってもオールカラーではありません)。後半には著者が訪れたコーヒー専門店の紹介として、首都圏と関西圏の喫茶店の紹介文と写真が紹介されています。
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by matsutakekissa | 2009-12-01 12:54 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)