<   2009年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

 

喫茶 ホワイト 本駒込

 本駒込駅から千駄木駅方面に向かう道の途中にある喫茶店。店の向かいには何やらあやしげな名前の雑貨屋「バンバンバザール」、その斜め向かいの神社、駒込大観音の境内には「水族館劇場」と書かれた大きなのぼりがはためき、強烈なインパクトを感じてしまいました。
 看板にコーヒーカップの絵が描かれ、「コーヒーとランチ」と書かれた、いかにも住宅街にありそうな店でした。ドアを開ければテーブルゲームのテーブルや茶色のソファ、変色したリノリウムの床が特徴的な、70年代後半か80年代前半の店のような雰囲気です。
 昼時でもないのに思いのほか人がいて、何か読みふけって思い思いに楽しんでいるなと思ったら、カウンターのテレビでは馬が走っていました。近くに馬券場があるわけでもないのに、競馬と喫茶の関係は密接です。
 マスターの趣味なのか、店内にはピアノジャズが流れ、店の内外のメニューにもジャズ奏者らしき男性のイラストが描かれていました。ランチメニューはカツカレー、ピラフ、スパゲティ、ハンバーグ等、一通り揃っています。
 会計時、入口付近の席で1人、焼きうどんを食べていたおばあさんと目があいました。どことなくさびしそうです。もしかしたら、おばあさんはランチを食べにきたというより、誰かと話をしたかったのかも。しかし、マスターはカウンターの奥にひっこんでいて、話しかける雰囲気ではなかったようです。

コーヒー 400円
文京区向ヶ丘2丁目
朝10時頃~夜7時頃
定休日不明
 
  
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-31 17:16 | 文京区山 | Trackback | Comments(0)  

ニュー・サンマルコ

 新橋に好きな喫茶店は多いのに、そのほとんどは土日祝休(オフィス街だから当然)。用事で来るのは週末ばかり。行きたい店も「まあ、今度いけたらなー」と思っていたら潰れている。
 だから、大して期待せず、ある土曜の午後、ニュー新橋ビルの2階を通ったら、一軒だけ開いてる喫茶店があったので、ちょっと驚きました。
 縦に細長い店内。カウンター席とテーブル席が並列に並び、奥はVIP席。窓から山手線と京浜東北線が見えるので。その席は残念ながら団体客で埋まっていました。外観はリニューアルされたようですが、店内の茶色く変色した壁紙、ぽってりしたベージュのカウンター席は開店当時のままのようでした。
 カウンターには洋酒などの瓶が置いてあり、夜はバーになるようです。テレビが2台置いてあり、片方では民主党党首の就任演説、もう片方では昔のドラマの再放送をやっていました。
 新しいお客が来ないため、暇そうなマスターはちょっとだけ就任演説を聞いた後、ドラマをやっているテレビの方に身体を動かしていました。長距離バスにテレビが2台あるのと同じ理由からかもしれませんが、2台あるって便利ですね。

コーヒー 400円
港区新橋2丁目
おそらく日祝日定休
※店の看板は「サンマルコ」でしたが、ビル1階の案内図では店名が「ニュー・サンマルコ」となっていました。

 
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-28 23:19 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

コーヒー 松本 横浜市・坂東橋

 東京在住なら、横浜へは1日使わなくとも半日あれば充分楽しめるエリアです。「そうだ、京都いこう」が、必ずしも言葉通りにいかないのとは対照的に、「そうだ、横浜いこう」は、思い立ったら即、実現可能で旅気分も味わえる場所。
 それゆえに、あえて横浜を取り上げるのは、難しい。この街、自分はちょっとしか知らないし。そして、よく知っている人はあまりに多いので。

 地下鉄坂東橋駅そばの横浜橋商店街は、昔ながらのアーケード商店街。チェーン店はほとんどみかけません。商店を1軒、1軒覗いていくと、韓国、中国の食材を扱う店が多いことに気づきます。見慣れないお惣菜、沢山の種類のキムチ。もちろん、日本のお惣菜屋もたくさん。そのうちの1軒では大きな金属バットに数キロはあろうポテサラと、揚げ麺が売られているのが印象的でした。
 商店街の脇の路地をちょっと入ったところにあるのは、コーヒー マツモト。地元民しか訪れないような入りづらい雰囲気でした。しかし、一歩店内に入れば、明るいマスターの「いらっしゃいませ」という声に救われます。
 ドリンクメニューが壁に貼られ、コーヒーは300円。その他ソーダ類も400円程度で安い。お品書きにはなぜか磯辺餅も。
 「コーヒーにはダイエット効果あり」という新聞のスクラップ記事の隣には、『私立探偵 濱マイク』のロケ地として使用された旨が小さく書かれていました。そのことを早速人に話したところ、「カルト的人気があったので、ファンが時々ロケ地詣でに訪れるようだ」とのこと。
 自分は『濱マイク』の映画・ドラマともに、あまり見た記憶がないので、とりあえず映画をレンタルしてみました(第3作・「罠」)。カッコつけしいの映画だったら嫌だと思っていましたが、話の展開がテンポよく、楽しめました。マツモトは出てきませんでしたが、随所に裏・横浜らしき風景が登場していました。

コーヒー 300円
横浜市中区真金町
営業時間・定休日不明
 

[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-28 12:55 | 旅編(東京都以外) | Trackback | Comments(0)  

喫茶 サントス 王子

 所用で王子へ。すごく久しぶり。今後あまり来ることもなさそうなので、喫茶店に寄りました。
 明治通りと北本通りの交差点付近は首都高の出口付近らしく、車通りが激しいようでした。すぐ近くには法務局があり、弁護士事務所がぽつぽつ建っていました。
 角地に建つ店の前には植木がたくさんあります。ドアを開けると、午前中から常連客がいて、世間話に花がさいています。このご時勢、人が2、3人集まれば、新型インフルエンザの話題で盛り上がります。米国へ旅行した女子学生が感染したニュースを受けてか、「(先生を)うらんでない、っていうけど、やっぱりうらむよねー」なんていう感想を述べています。
 会話に加わる人もいれば、黙って新聞を読みふける人もあり。店の人はほったらかしで、1人帰ったかと思うと、また1人入ってきて、「朝ごはんまだなの。トーストとコーヒーお願いね」というお客もあり。駅からは徒歩10分強と少し離れていますが、地元の人に愛される店でした。

コーヒー 360円
北区豊島1丁目
※土日祝 休みのようです
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-27 12:59 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 スマトラ 立会川

 立会川駅前にある喫茶店。外観からして小さな店のようでした。
 日曜の昼下がり、常連らしき2人の男性客がいて、店のママとオークスの予想をやっています。壁には年間の競馬開催日が貼られていて、土地柄だなと感じさせられます。テーブルにはビールと焼き鳥。しかし、壁に貼られたメニューにあるのは、ピラフ、スパゲティなどの軽食ばかり。おつまみはありませんでした。
 窓際の席に座ると、立会川が目の前です。窓から入る風は思った以上に強く、時々カーテンが翻り、前方の視界が悪くなりました。
 ピラフにはたまねぎサラダがついて、コーヒーとセットで750円。家庭的な味でした。
 店を出てから、一回りして店の前に戻ってくると、常連客が先ほどと同じ格好のまま、席に座っているのが見えました。

焼きそば、ピラフ、スパゲティーのセット(スマトラセットと書いてありました) 750円
品川区東大井
定休日等不明
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-26 12:59 | 品川区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 ホルン 両国

 両国駅の国技館寄り出口から、回向院方面に向かう途中の大通り沿いの喫茶店。ビル2階の喫茶店で総武線の車窓からも店の看板(コカ・コーラの)がよく見えます。
 なぜかこれまでやっているのを見たことがありませんでした。立地はよいのに休みが多そうです。この日は営業中の札が出ていました。コーヒー スナック ホルン アルペン風。
 急な階段には1段、1段に世界の名峰と思しき山々の名前と標高を書いたプレートが貼られています。2階には踊り場のようなものはなく、突然ガラスドアの入口がありました。
 一見、自動ドアみたいでしたが、待っても開かない。ようやく「引く」という文字に気付き、手前に引いてみても開かない。その時カウンターの奥にいたおばあさんと目が合い、引き戸だということがようやくわかりました。タオル掛けの吸盤みたいな取っ手を横に引いて、ようやく入店。
 70年代の空気そのままのような、ちょっと薄暗い店内で、赤と黒の革のソファが目に付きました。ドイツ語で書かれた山関連のポスターは、すっかり変色し、店のロゴが入ったコースターが沢山つなげられて、商店街の万国旗のように、天井から吊り下がっていました。
 「お時間大丈夫かしら」とおばあさん。「今日は来るのがちょっと遅くなってしまって・・・」。これから開店準備だったようです。「大丈夫です」と答えると、「そう言ってくれると助かるわ」とおっしゃいました。時間と金が何より大切にされるこのご時勢、悠長に待てない人間ばかりで、お店の人も大変なのかもしれません。
 おばあさんは、はあ、はあと時折息を切らしながら、ネルドリップのコーヒーを淹れてくださいました。「おまちどうさま」。一口飲むと、コーヒーの味が口中に広がる。サイホンもペーパードリップも決して嫌いじゃないけど、ネルで濾したコーヒーの濃い色も味は大好きです。
 しかし、コーヒーをゆっくり味わうことなく、さっさと飲んでしまったので、すぐ帰ることになってしまいました。「待っている時間のほうが長かったわね。すみません」と恐縮されてしまい、やっぱり自分もせかせかした人間なんだと、少し自己嫌悪に陥りました。

コーヒー 350円
墨田区両国2丁目
昼11時すぎ~午後2時くらい 土日祝 休
 
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-22 12:46 | 墨田区山 | Trackback | Comments(2)  

喫茶室 マロニエ 大井町

 街としてはかなり大規模で、庶民的な風情から、なんとなく喫茶店が多そうなイメージの大井町。でも本当に多いのは呑み屋で、喫茶店はあんまり見かけません。
 足を踏み入れていない最後のエリアである、JRの線路の川崎方面沿いの商店街を歩いていると、坂の途中の角地に喫茶店がありました。看板にはでかでかと店名が入っていますが、店自体は地下1階。
 階段を降りていくと、独特のちょっと黴くさいような匂いがします。今年初めてエアコンを入れたからなのでしょうか。いや、きっとこの匂いがしみついているんだろうな。
 思った以上に広い空間で、ゆったりした茶色のソファ席が店の奥まで続いています。埋もれるほどゆったり腰掛けて、古いマンガ本を読みふけろうものなら、表で過ぎていく時間から取り残されてしまいそうな感じ。
 軽食、ドリンク類とメニューは豊富でひろびろとした店にもかかわらず、ほとんどお客さんがいなかったのは、店のつくりもメニューもオールドで、新しい客をひきつける何かが足りないからかも。一度行っただけなのに、乱暴な発言ですけど。でも、追われる時間から逃れたい人にとっては、最適の場所かもしれません。

コーヒー 400円
品川区大井1丁目
営業時間、定休日等不明
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-19 12:58 | 品川区山 | Trackback | Comments(0)  

貴奈

 東京メトロの駅にて無料配布されている『メトロガイド』の記事(2007年7月号)で、お店紹介を見て以来、一度行って見たいと思っていたところ。しかし、こちらも渋谷の名曲喫茶「ライオン」同様、1人でふらふらと訪れるには厳しいな。と思っているうちにあっという間に2年が経ってしまいました。
 場所は六本木交差点の近く。表通りすぐ裏のビル1階でした。往年の喫茶店全盛期を思わせる、キャパ数の多い、大変豪華なつくり。大バコ喫茶というだけでも珍しいのに、外装も内装も、まるでホテルみたい。キャバレーみたいなミラーボールを模した照明や、ゆったりしたソファ等、店の全貌をよく見るにはあと2、3回は訪れたいところです。
 100人以上入れるくらいの広い店内ですが、昼間の時間帯は場所柄か、かなり空いています。それでも、受付とレジ係のおばさま、フロア係のおじさん2人、そして厨房にも2人くらい入っている様子でした。
 受付の方には「お好きな席へどうぞ」といわれますが、広い店内を見渡し、立ち尽くしていると、短髪にして赤ジャケットを着込んだフロア係のおじさんが現れました。
 一番奥の席に案内され、メニューを見せてもらいます。確か会話は「どちらからいらっしゃったんですか」で始まったような。初来店者にも分かりやすく、店の創業からお薦めメニューまで、流れるような説明を受けました。店自慢というサンドイッチは「一度食べたらやみつきになりますよ」。そしてサーブの際には「おしゃべりはちょっとやめていただいて、どうぞお早目にお召し上がり下さい」とのこと。
 文字に起こすと、お節介な人以外の何者でもない印象ですが、実際はもっと気さくな感じ。この方がいうから嫌味に聞こえないのであります。もしかして、店の名物店員なのかもしれません。
 ちなみにサンドイッチの具は野菜、レタス&ハム、卵の3種類で、特に貴をてらっているわけではありませんが、やわらかいパンも含め、素材がよいので人気があるのでしょうか。
 また、コーヒーカップは意外にも和製の陶器で、おそろいの砂糖つぼ、ミルク入れがついてきました。
 一度だけとは言わず、また行きたい喫茶店です。 
コーヒー 600円(平日11時~14時は400円らしい) サンドイッチ 850円
朝10時頃?~夜11時(土曜は夜8時まで) 日祝 休
港区六本木3丁目
※1お店のホームページがありました(この1年くらいでできたのでは?まだ閲覧してません)
※2ウェイターさんによると『花まるマーケット』で取り上げられたとのことです(放送は2009年5月中旬らしい。見てませんが)
※3 2011年6月20日をもって閉店とのお知らせが貼ってあったそうです(おおかわさんコメントより)。店舗ホームページにも閉店のご挨拶がアップされています。【2011.6.3追記】
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-18 12:59 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(4)  

白ゆり

 田町の芝浦方面口から徒歩7分。通り沿いのビル1階にある喫茶店です。入口のドアは色つきガラスで、白文字で「喫茶 白ゆり」と書かれています。
 以前、この店の前を通ったのはお昼どき。ほぼ満席状態で入店をあきらめました。朝の様子がどんなだか、ちょっと不安でしたが、店内は先客1名だけでがら空きです。奥行きが長いつくりで、突き当たりには窓がある
 ウェイターのお兄さんに「モーニングをお願いします」と告げると、ちょっとだけ意外そうな反応でした。やっぱり、朝より昼どきに来たほうがお得な店なのかな。軽食メニューのスパゲティーは600円台からでした。
 その予感は的中し、残念なことにモーニングはバターつきトーストのみでした。周辺にはこの手の喫茶店の競合店が少ないので、モーニングにあまり力を入れていないのかもしれません。
 カウンターにはいつの間にかおじいさんが立っていて、お兄さんとは対照的に、愛想のいい方でした。初めての喫茶店に、こういう方がいると、ほっとする。店オリジナルの伝票は、クレヨンで描いたような独特の書体が珍しいもので、つい写真に収めてしまいました。

コーヒー 380円(モーニング時) モーニングセット 450円
港区芝浦3丁目
朝7時半~夕方5時?6時? 土日祝 休

※すでに閉店していました【2013年】
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-15 12:43 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

珈琲専科 亜珈里 銀座一丁目(閉店喫茶)

 この喫茶店のことを、何ヶ月か前から書こう、書こうと思っていたら、閉店していました。別れはいつも、突然です。
 本来、閉店した店のことは書かないようにしていますが、既に文章を用意していたので、書き留めておくことにします。
 店はプランタンがある外堀通りの裏側のビル地下1階にありました。看板には、銀座らしさを感じさせる、ガス燈に灯りをともす人の姿が描かれています。
 急な階段を降りていくと、意外にも広い店内で、4人掛けの席がメインでした。都心の古い店にありがちな、キャパを少しでも増やすための窮屈な椅子とテーブルに比べると、すこしゆったりめ。
 閉店時間が迫っていたので、慌ててメニューをオーダー。ポテトのオープンサンドとなまはげ珈琲。
 「なまはげ、って何ですか?」とウェイター係のおねえさんに尋ねると、「よく分からないですが、普通のより濃いめのコーヒーなんです」とのこと。名前は変わっていましたが、出てきたのは言われてみれば、少し濃いかな?という程度の普通のコーヒーでした。
 帰り際、マスターと先ほどのおねえさんは、後片付けを始めていて、世間話の合間に、時々笑い声が聞こえていました。入口近くのマガジンラックには全国紙、スポーツ紙、週刊誌がおびただしく並び、品揃えのよさに驚かされました。
 この日の初来店より、もう2年近くが経ちましたが、いまだにこの店以外に「なまはげ珈琲」を飲ませる店を知りません。
※中央区銀座2丁目にありました。
[PR]

by matsutakekissa | 2009-05-13 12:58 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(2)