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珈琲専門店 K 埼玉県・熊谷

 熊谷に初めて訪れた時、群馬県の太田市に行った時のことを思い出してしまいました。
  
 駅は真新しくきれいでも、人影はまばら。空きテナントが目立つ商店街はシャッター通りというより、ゴーストタウンのようでした。さらに表通りにひしめく風俗店に驚きましたが、よく見ると廃業している店も多く、町中に閑古鳥が鳴いていました。
 後で聞いたところによると、太田市駅前の現象は、郊外ショッピングモールとドーナツ化現象が主な理由だとか。都市一極化集中と郊外都市の人口流出はよく聞く話でも、実際に目にすると非常にショックでした。
 熊谷駅前はそこまでのドーナツ化は進んでいませんでしたが、少し歩くと風俗街に。太田市と同じく廃業している店も目立ちました。
 そんな風俗街のはずれで、昼間から一軒だけ営業している不思議な店でした。少し迷ったのち、ドアを開けると、中高年の女性のオーナーがひとり、テレビを観ていて、いたって普通の喫茶店でした。
 なんとなく東南アジアかアフリカをイメージさせる店内は、テーブル、椅子、壁、ソファ、柱が凝ったつくりです。
 少し暗い店内に目が慣れてくると、店のあちこちにぶら下がる、陽気な表情の人形に気付きました。その雰囲気から海外のお土産に違いないと思い込み、コーヒーとともに異国的情緒を味わってきました。
  ところが、数時間後。群馬県内のキオスクに並んでいる土産物に見覚えのある顔が。喫茶店にぶらさがっていたのと似たようなタッチの顔つきでした。
 後で知ったところによると、栃木県はかんぴょうの名産地で、ひょうたん細工の人形やランプ等の工芸品も作られているそうです。

コーヒー 500円~
埼玉県熊谷市
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by matsutakekissa | 2009-01-31 21:13 | 旅編(東京都以外) | Trackback | Comments(0)  

ラブ

 浅草から歩くこと20分強。日本堤近くの喫茶店です。
 入口の扉がすりガラスで中が見えず、入るのに躊躇しました。でも、メニューと値段表記がされていたので、入ってみることにしました。
 ボーダーの壁紙に、黄緑色のソファ。入口近くの月めくりカレンダーには、取り組み中の朝青龍。流れる曲はオールディーズ。思ったより明るい店内でした。
 そして、新聞記事のスクラップと、引き伸ばされたツーショット写真に気付きました。
 記事は「南千住の宇宙喫茶」とかいう見出しで、宇宙飛行士・向井千秋さんとの親交がある店だということが書かれていました。
 店内を見渡すと、あちこちにNASAのロゴ入りグッズが。ツーショットは店のマスターと向井さんですが、予備知識がないと、向井さんとわかる人は少なそうに思えました。
 そして、ボトルシップのごとく洋酒ビンに入ったマッチに気がつきました。マッチは店のものです。こんなに細口からどうやって?
 マスターによると、店の最後のマッチをあげた常連客が、2、3日後にもってきたとのことでした。一体、どうやって入れたのかはわからないそうです。
 マッチ製作費用は、5千個で一個7円、1万個で一個6円。最近はつくるところも減ったそうです。

コーヒー 420円
台東区清川 
日祝は夕方6時まで 
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by matsutakekissa | 2009-01-30 12:56 | 台東区山 | Trackback | Comments(0)  

エデン (新大塚)

 新大塚駅からすぐのところにある喫茶店。看板は取り替えたのか、かなり新しいものでしたが、こだわりがあるのか、店名の前には「カフェ」でも「コーヒー」でもなく、「純喫茶」の文字でした。
 店内はかなり古い内装でしたが、よく手入れされ掃除が行き届いていました。「いらっしゃいませ」。店主らしき年配のマスターと、ウェイター係の女性(マスターの娘さん?)の声がハモりました。
 店内の壁の片側は、エンボス加工されたペイズリー柄の絨毯のような壁紙でした。それと深緑色のソファがよく似合います。
 駅前のため客の出入りがかなりありますが、お客は大抵入口近くの席に座り、長居はしないようです。自分の後ろに座ったおじいさんがコーヒーとホットドッグを注文し、10分程度で帰っていったのには驚きました。

コーヒー 420円 ジャンボプリン 530円 ホットドッグ 360円
文京区大塚
朝9時半~夜9時 日祝 休
 
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by matsutakekissa | 2009-01-29 22:08 | 文京区山 | Trackback | Comments(0)  

さくら

 東京タワー一帯は、どの駅からも徒歩15分ほどかかるエリアで、機会のない限りは滅多に訪れることがありませんでした。
 東麻布の住宅街の角地にぽつんと建っている喫茶店のある商店街は、平日でも人通りが少なく静かで、都心にあって不思議な感覚でした。
 外観に比べやや新しい感じの店内でした。テーブルと椅子、カウンターは、こげ茶の木製製品で統一されていました。
ランチの残りなのか、カウンターには、ラップをかけた皿が置いてあります。
 カップにたっぷり入ったコーヒーが出てきました。そこへサラリーマンが一人、入ってきました。「あれ、こんな時間に?」と店のママに言われているところを見ると、近くに勤務する常連客の一人のようです。とたんに賑やかになる店内。なんだかほっとしたので、店を出ました。

コーヒー 350円
港区東麻布
営業時間・定休不明
 
 
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by matsutakekissa | 2009-01-29 12:50 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

東京珈琲

 靖国通り沿い・俎板橋たもとの古いビル「九段下ビル」1階に入る喫茶店兼居酒屋。約3年ぶりに訪れました。
 ビルの1階に入るテナントはいよいよ少なくなりましたが、こちらと一軒挟んだ隣の喫茶店は現在も営業中です。通りすがりの人に愛嬌をふりまく九官鳥「ギーちゃん」が飼われていた歯科医院もおととし、移転してしまいました。
 店内は、以前、入口近くのテーブル席には常連らしきサラリーマンのグループや、食事を取っている2人連れなどで満席に近い状態も見られたのに、この日はがら空きでした。
 ハンバーグ等のメニューにほとんど変更はないようでしたが、精神的に懐が淋しい今日のご時勢、1000円台が大半の価格設定は(前からそうですが)、厳しいなあと感じます。
 厨房をまかされているアルバイトの方はさすがに顔ぶれが変わっていました。明日の仕込み中らしく、空いたテーブルにハンバーグ種が並べて置いてありました。b0158023_12553712.jpg
 そこへ現れたマスター。営業熱心な様子で、食後のコーヒーを客に勧めて回っています。
 レジ近くで売られていたドリップ式コーヒーが売られていたので購入。マスターによると「私がつくったんですよ。今だけ。おすすめです」とのこと。やはり不況だからか、売り上げを伸ばそうと必死なのかもしれません。蛇足ですが、元々東京珈琲は珈琲豆卸売がメインの会社なのでした。

コーヒー 450円 ハンバーグ 900円~
コーヒードリップバッグ(10袋入) 300円
千代田区神田神保町
夜は11時まででしたが、客の入りにより、閉店時間は変わりそうな雰囲気です
土日祝日は以前定休でしたが、最近は時々営業しているようです。
※残念ながら、閉店していました。【2011.10】 
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by matsutakekissa | 2009-01-28 12:55 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

入谷 喫茶 朝顔の閉店

 「都合により、当分の間、お休みさせて頂きます」
 所用にて、週末入谷駅前交差点の前を通り過ぎることはよくありましたが、朝顔は、ほとんど閉まっていて、時には上記の貼り紙がしてありました。
 しかし、昨年12月31日をもって、諸事情につき閉店されたとのことでした。

 また、朝顔から何軒か隔てた通り沿いの「朝顔せんべい」も、当分の間お休みしますとのことでした。
 「諸事情」の中には、土地や後継者の問題もあるのだと思いますが、薄々わかっていたとは言え、残念なb0158023_125472.jpg知らせでした。


 
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by matsutakekissa | 2009-01-26 12:55 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 ハト 平和島

 平和とハト。タイトルを入力して、ようやく語呂のいい店名だということに気がつきました。
 平和島駅すぐ側にある、縦に長い間取りの喫茶店でした。決して広くない店内ですが、リーズナブルな価格展開と、駅近くというのがお客を呼ぶのでしょうか。満員で入れなかったので、駅の周辺を回ってきてから店に入りました。
 奥のテーブルでは買い物帰りのおばあさんが世間話に夢中になっています。
 「今日はやってる、って聞いたから来たのよ」。訪れたのは祝日の月曜。だとすると、毎週月曜日が定休なのかもしれません。 
ミートソース、ナポリタン、焼きそば、焼きうどん、メキシカンピラフ、ピラフ、トースト各種セット680円、というのが気になったのですが、夕方前の時間帯で、食べられる状態でなかったのが残念です。とはいえ、食事を頼んでいるお客も数名いて、店の人は忙しく立ち働き、厨房からはよい匂いが漂っていました。

コーヒー 330円
大田区大森北
朝7時~夜7時 結局、定休日は不明です。
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by matsutakekissa | 2009-01-23 23:51 | 品川区山 | Trackback | Comments(0)  

ぽん

 自分の中では長らく懸案だった、都内以外の喫茶店掲載を、本日より不定期掲載します。
 都内ですら、足を運べていない土地が数多いにも関わらず、他道府県の喫茶店掲載など、何事かとも思うのですが。ましてや、その土地の人間ならともかく、余所者の知ったかぶりになるとなおさら。ますます滑稽さと無知ぶりを曝け出すようにも思えました。
 しかし、旅先の喫茶店は、土地や店に対する先入観もなく、素直に楽しめるように思います。少なくとも自分はそう。全く土地勘のない町のぶらりと入った喫茶店で、その土地の訛りを聞きながら、コーヒーを飲むのは。
 つまらぬ言い訳はさておき。正月に訪れた八戸の喫茶店のことから書きたいと思います。

 まさか、元旦に店を開けているとは思いもよりませんでした。
 東京-青森日帰りという強行スケジュールの旅の最後に、八戸の有名喫茶店の外観だけでも撮っていこうと、店の前まで訪れた時のことです。
 外の看板には電気が灯り、可愛らしくずるがしこい、まさにタヌキ、といった風貌のイラストが描かれています。「営業中」の札はあれど、扉からは店の明かりが見えず。その時、慌てて店を出る男性客とぶつかりそうになりました。
 どうせ、もう終わりだろうと思いましたが、思い切って扉を開けました。煌々とした電球の明かり。店はまだ営業中です。「何時までですか?」と聞くと、「10時です」とのこと。
 入って左側がカウンターとテーブル席、右側がテーブル席と、左右に分かれた店内でした。木のテーブルと椅子は、昔の小学校にあるような形でした。
 店内のあちこちには催し物のポスターが沢山貼られています。ここが情報発信基地であり、社交場となっているようです。
 その中に交じり、新橋演舞場や歌舞伎座のカレンダーがあるのを見て、八戸から東京まで直通でつながっていることを、改めて思い出しました。
 山田洋次監督も店を訪れているらしく、黄ばんだ色紙が貼られています。ロケの途中で寄ったのでしょうか。
 店のテレビからは「八戸、夕方から断水」のニュースが流れ、その時初めて町が非常事態になっていることに気付きました。それでも店を開けていた「ぽん」。貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございます。

コーヒー 290円
青森県八戸市(本八戸駅から繁華街方面へ徒歩10分程度。市庁舎の横。)
※店を訪れるにあたり、青森県からの情報発信ブログ「まるごと青森」を参考にさせていただきました。ここに感謝申し上げます。
 
 
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by matsutakekissa | 2009-01-23 23:14 | 旅編(東京都以外) | Trackback | Comments(0)  

カレー コーヒー まつばや 西荻窪

 中央線沿線は、大方どこの駅で降りても名物喫茶店があるそうです。
 西荻窪駅南口から延びる商店街を南下していくこと10分程度、喫茶店が2軒ありました。
 タツセは閉店していたので、開いていたこちらへ入ってみました。
 
 内外装を改装しているようですが、古くからの喫茶店ならではのカウンター、椅子などは健在でした。
 BGMの代わりにテレビがつけっぱなしになっています。狭い店内なので、手持ちぶさたになれば、テレビ番組やニュースをネタに、店のママと会話が楽しめそうでした。
 カレーが看板メニューのようですが、しょうが焼きなどのランチメニューもあります。
 個性的な喫茶店が多い界隈にあっては、ごく普通の趣の店でしたが、特別なものを求めない向きにとっては、こういう店が楽といえるのかもしれません。

杉並区西荻南
コーヒー 350円 カレーとコーヒーのセット 750円(ランチタイム)
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by matsutakekissa | 2009-01-22 12:53 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶・スナック さち 高円寺

 北にも南にも商店街が広がり、古着屋や古本屋の多い町として知られる高円寺。喫茶店も有名処からご近所さんが通いつめる店まで様々です。
 ぐるぐる歩き回り結局入ったのが、北口から西方向へ進んだ小道にある喫茶店でした。カウンター席のみのコーヒースタンドで、マスターが一人でやっていらっしゃいました。
 初めて入る時は少し緊張するものの、座ってしまえばマスターと客の距離がぐっと近く、話しやすくなるのがカウンターの良いところ。値段もテーブル席のある店よりリーズナブルなのも良いです。
 コーヒーはサイフォン式で淹れてくれました。

コーヒー 330円 クラブハウスサンド 450円
杉並区高円寺北
※夜はお酒を出すバーに変わるようです。
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by matsutakekissa | 2009-01-20 12:54 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)