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リンダ

 サラリーマンでごった返す朝の神田駅周辺。しかし、裏通りの喫茶店へ入ると、客層はサラリーマンと近所のご隠居が半々くらいでした。20数席程度のこじんまりとした店内に、常連客は思い思いの席で、それぞれの時間を過ごしていました。
 入口近くのラックには、各種スポーツ紙、新聞、週刊誌が整然と並んでいます。これを目当てのお客も多いのでしょう。NHKのニュースを見ていた年配の女性客が「今日、午後から降るんだって」と店の奥さんに伝えています。「へぇーそうなの」奥さんはしゃきっとした声の方でした。
 やたら定食が充実しているメニューの中に、モーニングセットも3種類ほどありました。食事メニューが充実している喫茶店って、マスターが凝り性か、奥さんがサービス精神旺盛か、どっちかの場合が多いような気がします。あくまで主観ですが。

コーヒー 350円?
千代田区神田西福田町
朝7時半か8時~土日祝 休
 
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by matsutakekissa | 2008-09-30 23:27 | 千代田区山 | Trackback | Comments(0)  

コットン

 雨ふりの土曜日、がらんとしたオフィス街でめずらしく店を開けている喫茶店がありました。
入口には鍵つきの傘立てロッカーが置いてあり、持ち去りや間違いのないようになっています。これなら店の床やソファを濡らさず、ビニール傘でも安心して店に入れます。細かい心遣いに感謝して、店に入りました。。
 少し広めのテーブル席は、平日などはサラリーマンで混みそうですが、この日はがらんとしていました。ゆったりと感じるのは天井が少し高いからでしょうか。ピラフセットを注文すると、マスターは鼻歌を歌いながらフライパンを振っています。
 場所が場所だけに値段はちょい高めでしたが、平日でもゆったりくつろげそうな店でした。

コーヒー 450円
中央区日本橋本町
日祝 休(と思われます) 
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by matsutakekissa | 2008-09-30 22:58 | 枯れマツタケ | Trackback  

スイング

 都内を代表する庶民的大規模商店街と言えば、1に武蔵小山一帯、2に砂町銀座、3に大山、4に十条がくるのではないでしょうか。賛否両論あるかとは思いますが。
 たまに政治家も出没する十条商店街は、近年チェーン店がぽつぽつ目立ちはじめました。他の商店街でもやはり同じことが起こっていて、商店街の個性は徐々に失われつつあるのかもしれません。
 商店街近くにある「スイング」は2階建ての喫茶店でした。2階はオーナーの住居になっているようです。中へ入ると思ったより奥行きがある広い店内でした。ジャズは流れていなかったものの、少し薄暗い店内にそういう音楽が流れていた頃もあったのかもしれません。

ジョッキコーヒー(アイス) 420円
北区上十条
朝9時~夜7時 日祝 休
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by matsutakekissa | 2008-09-30 12:50 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

神田珈琲園

 喫茶天国の神田駅周辺も、土日はほとんどが閉まり、喫茶砂漠地帯と化します(一部チェーン店除く)。そんな中で毎日休まず店を開けているのが西口ガード下の神田珈琲園です。
 ガード下という響きで誤解を招きそうですが、神田では老舗の自家焙煎珈琲店のひとつで、2階建ての喫茶店です。
 平日の夜に行くと、1階はほぼ常連で埋まっていました。2階はガラ好きだったので、ゆっくり読書ができます。背もたれがある木の椅子は座布団が一脚ずつ敷かれていて、長居できる仕様でした。サイドメニューのケーキの値段もリーズナブルです。
 お勘定のため、階下に降りると、レジには可愛い系のお姉さんがいました。コーヒーのがらがレジ前に置いてあり、「よろしければどうぞ」とにっこり。あぁ、そうか。常連が1階に集まるわけだ。サラリーマンも私服の神田っ子も、看板娘お目当てだったのでした。

コーヒー 371円(確か。お替り自由)
平日 朝7時~夜0時 土曜 朝8時か9時~夜8時 日祝 朝10時~夕方6時(記憶なので曖昧)
千代田区内神田
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by matsutakekissa | 2008-09-30 00:18 | 千代田区山 | Trackback | Comments(0)  

ニュー・ワールド・サービスのコーヒーカップ

 2007年3月末に、三信ビルの解体とともに閉店した「ニュー・ワールド・サービス」。閉店も解体もとても残念な出来事でした。しかし、物事にははじまりと終わりがあるように、この店もそうだったのだ、と思うことにしています。
 ところで、店で使用されていた、コーヒーカップは、厚手のクリーム色がかった白い陶磁器製でした。コーヒーカップは薄手に限る、とどなたかが書いていましたが、手触りのよさと、手にすっぽりはまるデザインが好きでした。
 ニュー・ワールド・サービスと同じコーヒーカップを使用している店は、都内にいくつかあります。

 1.神田白十字(神保町)
 西神田に古くからある店だそうです。店の1階は半地下のようになっていて、天井が高く感じられます。受け皿は茶色の陶磁器ですが、カップは白色厚手です。
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 2.ローヤル(有楽町交通会館)
 赤いソファと枡席みたいな天井が印象的な地階の喫茶店。店は改装されているようでしたが、カップは・・・。
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 3.KENT(東上野)
 喫茶店というより洋食店のような店でした。定食を頼むとカップにはコンソメスープが入っていました。
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 4.ニューブラジル(日本橋)
 モーニングプレートの上に乗って出てきました。
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 5.ニュー・ワールド・サービス(日比谷)
 思い入れの強いカップの割りに、はっきり写した写真がないことに気づきました。
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 まだ、他にもあったかもしれません。ちなみにこのカップは合羽橋の洋食器を扱う店にも置いてありました。一客420円で6客から販売でした。
 
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by matsutakekissa | 2008-09-29 23:37 | エトセトラ | Trackback | Comments(0)  

クローネ

 北千住駅前から「1010ろーど(商店街)」を西に歩き、日光街道を越えてすぐのところに、一軒喫茶店がありました。外観はなんとなく喫茶店ぽくありませんが、看板には珈琲の文字が入っていました。
 間接照明の店内は、それぞれの座席が鉢植えなどのパーテーションや段差を生かしていて、個々に仕切られているつくりでした。良く見るとお客がいますが、静かなのと、視界が遮られていて、皆自分ひとりの世界に入っていました。
 適当な席に座り、観葉植物の付近に目をやると、灰色の毛がありました。ネコか?ぬいぐるみか?店のおばさんに聞いたら、「生きてますよ。やーねー、いつもあったかいところ探して寝るのよね。どかしましょうか?」と聞かれました。
 ネコを飼っているせいか、店内はコーヒーではなく、かすかに芳香剤の香りがしました。

コーヒー 450円
足立区千住仲居町
※ネコの名前はプーでした。夏頃はあまり見ることはなく、代わりにネコのぬいぐるみが置かれていました。店の人によると「暑い季節は出勤しないことが多い」のだとか。
 
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by matsutakekissa | 2008-09-28 22:17 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

朝顔

 入谷駅前の昭和通りと言問通りの交差点周辺には、ほぼそれぞれの角地付近に喫茶店があるので、ここを勝手に「喫茶店トライアングル」と名づけていました。
 その中で青いひさしがよく目立つ「喫茶室 朝顔」は、なかなか営業中に通りかからなかったのですが、先日ようやく入ることができました。
 店内には入谷朝顔市の由来が書かれ、今年開催の朝顔市のポスターも貼ってあります。店名が朝顔だから当然なのか。
 茶色の革張りのソファ、カナダドライの古い看板、奥の窓はカーテンではなく、障子でした。
 奥さんとマスターの二人で店をやっているようでした。
 営業時間は、下記の通りです。あまりもうけを考えず、近所の人たちのためにやっているようなお店なんだろうなと思います。

コーヒー 400円
台東区下谷
平日 朝9時~夕方6時 日祝 朝10時から午後2時(日曜はあまり営業していないようです) 土 休
※2008年12月末閉店しました。「喫茶店トライアングル」も、「朝顔」と「サン」がなくなり、さみしいことになりました。 
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by matsutakekissa | 2008-09-27 18:45 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

キャラバン

 入谷駅近くの言問通り裏、お寺と民家が混在する静かな街に喫茶店がありました。店前には「豆くらい自分で挽いてみよう」的なことが書かれ、隣には焙煎室。いかにも珈琲(コーヒーでなしに)を愛するこだわり店のようでした。
 店内に客はゼロでしたが、店先には珈琲豆のお得意先と日付のメモ書きがあり、ご近所よりも珈琲好きの通に人気があるようです。
 珈琲は下町的なやけどしそうな熱さではなく、少々ぬるく、後味が残りません。味にうるさい人間ではないけど、こういう環境で丁寧に出されると、よく味わって飲まなきゃという気持ちになってしまいます。
 店内には各国のコーヒーポット、古時計、ランプなどの骨董品、珈琲の外国語表記一覧と掲載記事が飾られていました。記事によると創業は昭和45年。黄ばんだ昭和53年の取材記事も
大事に飾られています。
 奥さんと見られるおばあちゃんは、店のご主人に強い調子で注意されても、こだわりの強いご主人に連れ添い、ウン十年。すっかり慣れているようです。
 帰り際、奥さんに珈琲豆の講義を聞かされました。「珈琲豆は何粒か食べてみなければ分からない。古い豆だと酸っぱいので、試食させない店では買わないこと」等々、念を押されながら豆を口に入れました。カリッとして香ばしい豆でした。焙煎室にこもっていたご主人も、わざわざ生豆を見せてくれます。本当に好きなんですね、珈琲が。
 「今晩テレビに出ますよ(アド街の入谷特集で)」と、PRも忘れていませんでした。
 「よく出てるんですよ、雑誌とかテレビには」と、たいしたことない、と制するように奥さんが言います。
 ご主人の珈琲好きで、いつの間にか奥さんも珈琲の伝道師になってしまった、という雰囲気で、二人三脚でがんばってほしいと思いました。
 

マイルドブレンド 400円
台東区下谷
朝9時~5時 日休(「遠方から来られる方のため、祭日は営業」とのこと)
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by matsutakekissa | 2008-09-27 18:07 | 台東区山 | Trackback | Comments(0)  

ニューライフ

 ニュー○○という店名が気になったので、いちかばちかで様子を見に訪れました。
 店は日銀裏手にあり、通用口から社員が列をつくって堅牢な建物内に入っていきます。店先にはフレッシュジュースとコーヒーをメインにした看板が立ててありました。
 縦に細長い間取りのフロアには四人がけのテーブルがカウンターと並列に並んでいて、見通しのよいつくりになっています。この道何十年という感じの熟練ウエイトレスのおばあちゃんが、注文を取りにきてくれました。
 モーニングサービスはモーニングコーヒーも数に入れて5種類。青山・紀ノ国屋のパンを使用、とわざわざ書いてありました。確かにトーストのは歯ごたえのよいイギリスパンでした。ランチメニューもパンを中心にしたものが多かったような。フレッシュジュースを付きだと、1000円也。
 カウンターにはバナナ、グレープフルーツ、オレンジ、ぶどうが積んであります。寿司屋のネタケースと同様、新鮮な果物を搾ってサーブするというPRのように見えました。
 
コーヒー 310円(モーニングサービス) モーニングセットC(トースト・卵付) 420円
中央区日本橋本石町
朝7時?8時?~

※既に閉店し、別のテナントが入っています。2009年くらい?【2012.12】
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by matsutakekissa | 2008-09-26 12:50 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)  

ロリー

 北千住駅のターミナルから荒川方面を目指して、とぼとぼ歩くこと20分弱、日光街道沿いに夜遅くまでやっている喫茶店があります。
 店前は一日中猛スピードでとばす車が通り過ぎていきます。
 店に入ると、なんだかまったりしたムードが漂っていました。夕食を店でとる客の間を、いっぴきのトラネコがのそのそ歩いていきます。店の方に名前を尋ねようとしたら、しまいまで聞かずに、「すみません。追い払いますから」と言われました。この店でもやはり、ネコはウリモノではないのでした。しかし、大事にされているのは間違いありません。
 常連らしき客たちはネコが通ってもしらん顔です。すっかり店の一部になっているのでしょう。よくみると毛がよれていて、齢をとっていました。
 注文したホットケーキは、薄焼きで生地から焼いてくれていたのがありがたかったです。
 会計の際、「今月のお休み」という札を見て驚きました。月2回の休みに、夜10時半までの営業。働き者です。

コーヒー 400円
足立区千住寿町
朝10時?~夜10時半 月2回火曜休
※1 ネコの名前はチャコでした
※2 喫茶店が入っていた建物は1区画ごと更地になっていました。夏草が茂っていたため、更地になってから数ヵ月は経ったと思われます。2008年秋以降には閉店したのでしょうか(2009年7月)
 
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by matsutakekissa | 2008-09-25 23:16 | 枯れマツタケ | Trackback | Comments(0)