「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:港区山( 27 )

 

バイオレットへの再訪

 さまざまなタイプの喫茶店があれば、そこに通うお客もまたさまざまであるように、喫茶店が好きで、そこへ行くことが目的である人たちの喫茶店への「愛のかたち」もまた、人それぞれです。
 何かのフアンという人たちは、それぞれの主義主張があるものですが、それぞれの流儀で楽しめばよいものだし、そのスタイルについて言及したり、意見を言ったりする必要もないと思っています。
 しかし最近になって、喫茶店好きのねこ太郎さんのブログ「お茶飲む日々」を読んで、思わず行動に出てしまいました。つまり、同じ趣味の方のブログについて、いろいろ意見を言っちゃうことです。
 なぜそのような行動に出てしまったかというと、ねこ太郎さんと自分の間には、ブログで喫茶店をどう紹介するかということで、一部共通の思いがあるように感じられたからです。
 いち個人がブログで飲食店情報を公開することは、場合によっては良い面も悪い面もあるかと、自分は考えていますが、ねこ太郎さんはいろいろ考えたうえで自分なりの結論を出しておられます。自分の解釈にずれがあるといけないので、詳しくはブログお茶飲む日々をご参照ください。また、読んでいて楽しさが伝わってくるような内容であることにも、興味をひかれました。
 読んだ勢いそのままにコメントを送ってしまったのですが、ねこ太郎さんからは丁寧なご返信をいただきました。ありがとうございました。自分も独りよがりにならず、広い視点をもって、楽しくブログを書いていけたらと思うこのごろです。

 前置きが長くなりました。ねこ太郎さんのブログを読んで、久しぶりにご店主に会いたくなり、新橋の「バイオレット」を再訪しました。
 平日のみの営業のため、自分にとっては訪れるのが難しいのですが、仕事のお盆休みを活用することにしました。

 お店もお休みに入っているかな、と思いましたが、ビルとビルの隙間には、店の電燈看板が出ていました。
 「父の代から始めて今年でもう50年よ。昔からの常連さんが通りかかって「まだやってたの?と驚いているわ」とママさん。店の開業は東京オリンピックの3年前(昭和36年)とお聞きしたことを思い出しました。暗算してみると、ぴったり50年。昭和30年代というのは、もうそんなに過去の時代になったのか。
 前にもお聞きしたのを忘れて、カウンターに掛っているSLの飾り物について同じ質問をしてしまいました。
「あれ、面白いですね」というと、「これ、物入れなのよ」と、ぱかりと蓋を開けてくれました。
「昔、三越で買ったのよ。新橋といえば蒸気機関だと思ったの」
b0158023_2041614.jpg

 若いお客さんはあまり来ないが、近ごろは、「TVでみました」と言って来てくれる若い人も時々来る、と仰ったので、よくお話をうかがってみると、「インターネット」のことでした。そうやって訪れる人には、わざわざ来てくれてありがとうと言っているそうです。自分のような女性客がひとりで来ることもあれば、若い男性のグループが訪れたこともあったそうです。
「『大した店じゃないでしょ』と言ったんだけどね」、とママさん。
 4年前に初めて訪れた時のことを思い出しました。「古い喫茶店が好きで、前から何度も店の前を通りかかっては気になっていた」と言うと、「やだ、恥ずかしい。この辺詳しいの?どこに住んでるの?」と、かなりつっこまれてしまったのですが、今ではそういった目的のお客も珍しくないらしく、お陰さまで前より気安い感じでおしゃべりができました。

 また、ねこ太郎さんのブログでも触れられていますが、雑誌取材の掲載記事を見せていただきました。普通の記事かと思ったらママさんの詳細なプロフィールが掲載され、ご本人を前にして読むのは、かなり気恥ずかしい。
 ただ、ママさんにとって恥ずかしいのは年齢がばっちり書かれていることなんだそうですが、「年齢を書くことで意味があるのだろうから仕方ないわねえ」とのことでした。銀座っ子ということを知って、私はただ驚くばかりでした。
 銀座っ子だとわかってからも、特に昔の東京のことなどはお聞きすることなく、世間話で楽しく盛り上がりました。おしゃべりが終わるころには、何とも言えない満ち足りた気分で、店をあとにしました。

 今思い出してみると、会話のなかに「昔は早番と遅番の2人を雇い夜まで営業、高校野球の中継があるとテレビを観に来る人で賑わった店も、今はすっかり静かになってしまった」という言葉がありました。
 古い喫茶店を訪ねていると、時々、喫茶店の全盛期に生まれてみたかったと思うこともあります。しかし、その時代であれば、店の前に足を止めていただろうか。そして、こんなふうに店の方とゆっくりお話ができていただろうか、と考えました。
 いつの時代が良かったとか悪かったとか、知らない過去の時代について思いを馳せるばかりなく、今の時代に生まれたという意識も持たなければ、と思いました。

バイオレット
港区新橋1丁目
朝10時頃~夕方6時頃
土日祝 休
[PR]

by matsutakekissa | 2011-08-31 23:50 | 港区山 | Trackback | Comments(2)  

思いつくまま、つらつら書いてみた

 体調不良のため、しばらくブログから遠ざかっていました。天井をみつめながらふとんに横になっていると、思い出や台詞がよみがえり・・・はするのですが、そのほとんどがどうでもいいことばかりでした。
 その日思い出したのは、自分の母が台所や物干し場で口ずさんでいた歌でした。

 「人のものは俺のもの 俺のものは俺のもの だから地球は俺のもの
 ごきげんだーぁねッねッねッ」(うろ覚えです)

 たしか小学生の時、初めてその歌を耳にしたときはなんとも思わなかったのですが、歌詞をよくよく考えると、盗っ人たけだけしいというか、なんだかとんでもないな!と思ったものです。
 ずっと流行歌のサビだと思い込んでいましたが、ごく最近になってから「ひょっこりひょうたん島」の劇中歌だということを知りました。どういうシチュエーションで、誰に歌われたのかよく知らないのに、歌の記憶だけが残るというのは、なんだか不思議な感じです。母にたずねた記憶もあるのですが、「忘れた」と言ってちゃんと答えてはくれませんでした。

 ひょうたん島といえば、脚本を共同執筆された、井上ひさしさんのエッセイを読んだことがあります。
 そのエッセイはちくま文庫から出ている『東京百話』という本に収められていました。『幕末百話』や『明治百話』のように、その時代に生きた人々のエッセイをアンソロジーとしてまとめたものです。通読すると年表や映像など俯瞰した歴史の流れではなく、その時代の人々の暮らしの細部を覗いたような感覚に陥り、どこから読んでも楽しめる作品となっています。

 井上さんの作品は「喫茶店学―キサテノロジー」というタイトルがついていたので、何か面白い事実が書いてないかと、まっさきに読んだのですが、そこに書いてあったのは、脚本の締め切りに追われ、毎日、喫茶店のテーブルに張り付いていた頃の回顧録でした。そして、締め切りに追われていた仕事はやっぱり「ひょうたん島」でした。
 その頃(1960年代半ば)には、新橋・田村町(現・内幸町)に東京放送会館(NHK)があり、井上さんは仕事場から近い近辺の喫茶店を執筆場所として、転々としていたそうです。
 タイトルこそ「喫茶店学」とはしているものの、喫茶店の経営や業態をまとめたものではなく、利用者の目線で、当時喫茶店とどう付き合っていたかを、若気の至りと表せるような自分自身の言動も加えながらやや醒めた眼で語っています。
 当時、井上さんは脚本書きの仕事場兼打ち合わせ場所として、喫茶店を使用していました。
書き物にちょうどいい机や椅子、集中して書ける席と店内のつくり、気のいい店の人、など、条件が合う店をねじろにし、朝から晩まで過ごしていたそうです。
 ほぼ一日じゅう店にいたのだから、店に落とす金額は相当なもので、店側も気前のいい放送作家に対して、出前のサービス、店のメニューにはないものを出すなど、特別あつかいをしてくれたそうです。
 しかし、店と井上さんとのお付き合いの結末は、決してハッピーエンドではありませんでした。井上さんら、テレビ関係の人間が頻繁に押し寄せた結果、店はそれまでの多くの固定客を失っていったからです。
「騒々しくて雰囲気が悪くなった」「特別扱いでサービスされる客がいる」など、居心地が悪くなったり、環境の変化を感じると人々は別の店に移ってしまいました。
 結局、「ひょうたん島」の脚本を書いていた5年間に、5、6軒をつぶしたのではないか、と井上さんは書いています。

 「ひょうたん島」の台本を読むと、非常事態では力を合わせて敵とたたかう島民たちも、平和が戻るとカネ、時間に束縛され、ほんろうされる日常へと戻っていきます。一見、あらすじは破天荒でばかばかしい展開に思えるのですが、所々に見られるリアルさは、井上さんや、共同で執筆していた山元譲久さんが経験したしょっぱい出来事に基づいて、書かれたものだったのでしょうか。

 さて、話代わって、当時の旧町名と同じ名前のついた老舗洋菓子店「田村町 キムラヤ」が西新橋交差点そばにありますが、井上さんらは訪れたことがあるのでしょうか?
 当時の店の立地や雰囲気から考えるに、おそらく常連で通うことはなかったと思うのですが、一度くらいは打ち合わせで訪れていたかもしれないと想像してみました。
 私の知るかぎり、今では、朝は出勤前のサラリーマンがモーニングコーヒーを楽しみ、お昼はランチ営業、午後~夕方はケーキセットを楽しむ近隣女性で賑わい、時には社用の手土産を買う人がショーケースの前で品定めする、そんなお店です。創業はキリのいい1900年。店のホームページを見ると、銀座の木村屋総本店からのれん分けしたようです。店内には文人などのサインを寄せ書きした色紙もあり、歴史を感じさせます。

 まだ一度も店内を利用したことがなかったので、入ってみました。夕方の店内は仕事を終えたような女性社員の方々でほぼ埋まっていました。接客していたのは、コックスーツに身を包んだ男性2人に女性1人の元気な人たちでした。洋菓子店は、清楚な制服を身につけた店員を別に雇っているところも多くあるので、「作った人が売ってます」というイメージは、意外でした。
 コーヒーとケーキのセットを頼んだところ、400円台のケーキが値引きされ、セットで600円台でした。たまたまかもしれませんが、ココアをまぶしたアーモンド菓子もサービスしてくれました。
 店のロゴ入りのオリジナルカップ・ソーサーで老舗感を演出している割には、手頃な値段で、キラクな感じでした。

 帰り際、ずっと気になっていた擬人化した豚のサインが誰のものなのか店の人に聞いてみましたが、「サインに書いてあるのではないでしょうか?」とのことでした。ということは、これまでもあまり人に訊かれたこともないのかなあ? 筆文字は読めないので、結局、よくわからないまんまです。

※田村町 キムラヤ
港区新橋1丁目 朝8時半~夜8時 土日祭 休
[PR]

by matsutakekissa | 2011-07-21 18:45 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

和洋菓子・喫茶 銀扇 白金高輪

 魚藍坂下の交差点近くの和洋菓子店。2階が喫茶コーナーになっています。
 看板を見て前々から気になってはいましたが、いつ訪れてもシャッターが降りていました。店の定休日と自分の休日が重なっているのだろうか、それともすでに閉店か、と思っていたら、ようやく開いているのを目にして、店に入ることができました。
 1階では和洋菓子(ケーキ、焼き菓子、おはぎ、せんべいなど)を販売しており、2階の喫茶室へは脇にある急な階段を上っていきます。1階で店番していたおばさんが、2階へ登ってきて下さいます。ケーキセットを注文すると、1階のショーケースから選べる、とのこと。「では、一緒にまいりましょう」、と、階段を降りることになりました。
 メニューにはその他、意外にもランチセットがありました(パスタとホットドック)。また、ケーキセットのほかに餅類のデザートもあります。和菓子と洋菓子のメニューが同居していることが少しミスマッチな感覚ですが、こちらの店では和洋菓子を製造・販売しているので、ごく当然なのか。こちらの店に限らずとも、創業が古いパン店や洋菓子店には、時々和菓子やせんべい等を扱っているのを見ますが、その度に不思議な感覚に陥ります。
 2階席は2部屋にわかれ、表の道路に面した部屋はテーブル等が新しく明るい印象だったのですが、奥の方の部屋が気になりました。今度は勇気を出して奥の部屋へ、って、次回はいつ来れることやら。

ケーキセット 600円 ブレンドコーヒー 390円 

港区三田5丁目
※おそらく日祝日はお休みです。夕方も5時か6時には閉まってしまうようです。
[PR]

by matsutakekissa | 2010-03-20 21:50 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

コーヒー専門店 ファースト (新橋)

 新橋駅前ビル1号館地階のコーヒースタンド。居酒屋かバーだとばかり思っていたのですが、昼間の時間帯はコーヒー専門店の看板が出ていました。
 店内から「わははははは」という声が聞こえたので入っていくと、店内にはマスター以外、誰もいません。笑い声がしたので入ってみたんだけど、と尋ねると、1人でTV番組を見て笑ってたそうで、その内容までわざわざ解説してくれました。
 コーヒーはポットに保温していたのをカップに注いでくれます。昔は挽き立て淹れ立てが身上だと思い込んでいましたが、今では大量どりしたのを温め直して出してくれるほうが好きになりました。
 マスターは野球に関する話題をいろいろ振ってくれましたが、あまり詳しくなく適当な相槌を打っていたら、突然別の話題に切り替えました。
 「近頃の女の人ってさ、なんで怖い顔して歩くのかね。なんだか、『自分独りで生きてます』、って顔してさぁ」。やっぱりコンピュータが出てきてからおかしくなったと思うんだよね、と、コミュニケーション論について持論を展開します。「今に、こういうカウンター越しの商売なんて、なくなっちゃうね。ロボットがやるようになるよ」と締めくくりました。
 コーヒーとおしゃべりつきで200円。これがオトクかやっかいかと見るかはその人次第だし、ドトールへ直行するのも有りだとは思いますが、たまにはオヤジの説教を聴くのも、人生にとっては必要なのかもしれません。

コーヒー 200円
港区新橋2丁目
 
 
[PR]

by matsutakekissa | 2010-03-10 12:50 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

琥珀

 ここ数ヶ月間、ほとんど歩いていなかった神田と日本橋の裏通りを通ったら、閉店している店多数。木屋だけではなかった。ざっと5、6店は消えてしまっていました。閉めてしまって数ヶ月は経ってしまい、閉店の貼紙はおろか、看板もありません。最近、こんなのばっかだなあ。

 さて、神田や日本橋なんかよりずっと都心なのが霞ヶ関、虎ノ門ですが、こっちはビル単位で変貌しています。
 こういう場所に喫茶店なんかないだろうな、と思って歩いていると、赤坂のはずれ、アメリカ大使館そばのビル地下商店街に、1軒残っていました。
 入ってみると意外に広い店内は、客席が大きく2つに分かれていました。壁に掛かる額縁つきの絵画、少しくたびれた白色のソファはわりとゆったり、テーブル面積はやたら小さいところが典型的な喫茶店の証でもありました。魚のうろこみたいな壁のもようが独特でした。
 初めて見る顔にもかかわらず、店のおばさんは「おはようございます」と声をかけてくださいます。落ち着き先が見つかった瞬間みたいで、ほっとする。
 モーニングの皿とコーヒーが載ると、小さなテーブルはほぼいっぱいになりました。白色肉厚のカップに入った濃いめのコーヒーを飲んで、ひさびさのモーニングを楽しみました。

モーニングセット(トースト、サラダ、ゆで卵、コーヒーor紅茶) 500円
港区赤坂1丁目
朝8時20分ごろ?~
※土日の営業は確かめていません
 
 
[PR]

by matsutakekissa | 2010-03-05 12:51 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

ゼロ

 浜松町駅から第一京浜の裏通りを新橋方面に向かって歩くと、オフィスビルと商店が混在する少し雑多な雰囲気の一画がありました。
 裏通りから大通りへ抜ける小道にある喫茶店「ゼロ」は目立たない外観の店でした。マンションの1階にテナントとして入っているところが都心なのにめずらしい。
 白い大きなカーテンに遮られて中の様子は見えませんでしたが、ドアを開けると朝から常連客で席が埋まっていました。カウンター内にいたのは、意外にも女性オーナーでした。しかし、カーテンの趣味を見れば女性でもおかしくないかな。
 カウンター席が手ごろそうだったので座ろうとすると、空いていた真後ろのテーブル席を勧められ、そちらへ移動。まもなく、その隣のさらに広いテーブル席も空いたので、またも席の異動を勧められました。「大丈夫です」と言ったのですが、「狭いし、落ち着かないでしょ」と気を遣ってくださいます。
 コーヒーは、よくある白い陶磁器製のカップではなく、きれいな模様のカップに入って出てきました。
 後から訪れたお客も、去って行く客も常連ばかり。「おはようございます」とやってくると、何も言わずにコーヒーが登場、新聞や雑誌に目を通して、二言、三言、世間話をして帰っていきました。
 入口近くに貼られていた大きく引き伸ばした白黒写真に気を惹かれました。香具師のようにもみえる商売人のおじさんですが、誰が撮ったのかな。木村伊兵衛っぽくも見えました。接客と調理に忙しいママの様子から尋ねることができず、店をあとにしました。

コーヒー 400円 モーニングセット(厚切りトーストとゆで卵) 500円
港区浜松町1丁目
定休日、営業時間等不明
[PR]

by matsutakekissa | 2010-03-03 12:57 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

珈琲&ワンショット Time chair

 第一京浜沿いのビル2階の喫茶店。場所柄平日のみの営業で、夜はお酒が飲めるバーになります。
 営業開始が遅いらしく、昼間の営業を確認しましたが、その後なかなか訪れる時間がない。夜でもコーヒーはオーダーできるようだったので、思い切って夜に来店しました。
 喫茶店のマダムというよりはバーテンダーのようなママさんが1人いて、お店には誰もいませんでした。ジャズが静かに流れ、照明はぐっと抑えられたお洒落な空間でした。
 角地に建っているため窓からの見晴らしはよく、開放的です。大きな窓から差し込む昼間の陽射しを想像すると、陽が傾き、夕昏、夜になるにつれて店内の表情が変わっていくのが目に浮かぶようでした。普段、あまり目にすることのない上から見た街路樹や走り続ける車の流れは美しく見えました。
 コーヒーはサイフォン式で、丁寧に淹れてくれました。高級なコーヒーカップにぴかぴかの砂糖つぼとミルク入れ。お冷やのグラスまで美しく輝いていました。サイフォンにしてはとっても濃い味でびっくり。ちびちび味わっていくとだんだん苦くなってきたので、ミルクを入れるととてもまろやかになりました。
 都会の孤独を感じるような大人の空間は、私にゃ100年早かったかな。どうにも落ち着かず、30分ほどで店を出てしまいました。

港区新橋5丁目
コーヒー 500円 ワンショット 1000円
アメリカン、紅茶もあるそうです。
夜9時頃まで

※店が入居していたビルに、看板が見当たりませんでした。おそらく閉店と思われます【2014.6】
[PR]

by matsutakekissa | 2009-12-07 23:40 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

アイビー館

 港区役所の裏手通りにある喫茶店。朝早くから店を開けている割に、夜は7時ごろまでやっているので、出勤前・退社後にも立ち寄りやすいお店です。
 アイビー館だからといって、ツタのからまる外観ではなく、茶系のタイル貼りのマンション1階にあるなんとなく新しそうな店でした。しかし、店内には意外にも年季が入ったつくりでした。パイプ製の黒いイスとプリント合板の茶色いテーブル、ワインレッドのカーペット、木製テーブルチェアの背もたれのようなパーテーション、ガラス窓に貼られた目隠し用のシール等。
 久しぶりに再訪すると、店にはマスターとホール担当の女性がいました。確かホール担当は、マスターと同じくらいの年齢の男性がいたはずで、親戚か御兄弟だと勝手に思っていました。女性は発音に少しなまりのあるアジア系の外国人で、次から次へと来る客をてきぱきとさばいています。
 朝は近隣のサラリーマン客がほとんどで、「おはようございます」と言いながら入ってくる人も。マスターが「おはようございます」、女性が「いらっしゃいませ」と返していました。
 ほとんどの客は出勤前の男性サラリーマン、連れがいる客は楽しげに世間話に興じていましたが、1人客は新聞を読みながらモーニングを食べ、そそくさと席を立っていきます。モーニングは、ワンプレートにサラダ、トースト、ゆで卵とジャムで480円と、立地条件を考えればリーズナブルで、注文する客が多いのもうなづけました。

コーヒー 400円
(ドリンク、トースト、サンドイッチ、ランチなど、メニュー品目は多かったです)
港区芝公園1丁目
朝7時半~夜7時くらい?
土日祝 休
[PR]

by matsutakekissa | 2009-10-26 12:58 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

サクラ苑

 麻布十番駅より白金高輪駅方面に向かうこと徒歩十数分の処にある喫茶。三ノ橋のすぐ近くです。この辺りは休日の人出はそれほど多くないのに、なぜか土日も営業しています。
 外観は新しくしたようですが、コカ・コーラの看板が残っているし、店の2階は住居なので、オーナーももちろん地元の人だと思っていましたが、入ってみると何か様子が違います。店を仕切っていた女性はアジア系の外国人でした。「いらっしゃいませ!」と言葉は流暢で、元気な方です。
 店内も改装したような雰囲気ですが、カウンター奥の棚にあるキャラバン・コーヒーの赤い缶は、いかにも喫茶店、という感じの調度品のように並べられています。
 慣れない文字を一生懸命1つひとつ手書きで書いたと思われるメニューが各テーブルに置かれ、なぜかコースターのみが4、5枚ほど置かれています。どういうことかと思ったら、お冷専用のコースターでした。
 通常の喫茶店メニューの中に台湾茶があったので、一瞬これにしようか迷いましたが、やっぱりコーヒーを頼んでしまいました。

コーヒー 400円
港区南麻布3丁目
 
 

 
[PR]

by matsutakekissa | 2009-10-16 12:59 | 港区山 | Trackback | Comments(0)  

タバコ・喫茶 それいゆ 赤坂見附

 外堀通り沿い、山王パークタワービル斜め向かいのビル1階のタバコ屋兼喫茶店。この前店に行こうとしたら開店前だったので、今度は昼休みに訪れました。
 入口のドアには喫茶ともCOFFEEとも書かれていませんが、コーヒーを飲ませてくれる店だと分かったのは、以前、店で寛いでいるサラリーマンを見かけたからです。窓ガラスには女性演歌歌手のポスターが目隠し代わりに貼られていて、定期的に貼り替えられているようです。
 テーブル席わずか5、6席の小さな店内ですが、マスターとその奥さんらしき方が2人で店をまわしています。お客の大半はタバコを買いにくる客なので、喫茶コーナーの営業がちゃんとされているか不安でしたが、喫茶のお客もちゃんとついていることがわかりました。
 「どうしてもマスターのコーヒーが飲みたくなっちゃって」と、やってきたのは年配の男性会社員数名でした。聞こえてくる話の内容からすると、どうやら会社の重役クラスの様子。びっしり埋まったスケジュールの合間をぬって、この店に通っているようでした。

コーヒー 380円
朝9時~夕方6時?(ある日の夜8時ごろに通りかかると店内にはお客さんが一人いて、店にはまだ明かりがついていました。2010年2月)港区赤坂3丁目
[PR]

by matsutakekissa | 2009-10-15 12:59 | 港区山 | Trackback | Comments(0)