カテゴリ:新宿区山( 10 )

 

らんぷ

 新宿の西口大通りと青梅街道の交差点、通称大ガードのビル地下1階にある喫茶店。ぼんやり歩いていたら、「15分あったら喫茶店に入りなさい」という張り紙が眼にとまりました。
 地階に降りて行くとドアの前には「らんぷ」という名のカストリ焼酎のポスターが貼られています。ひょっとして夜はバー営業のみ? コーヒーNGだったら帰ればいいかと、ドアを開けました。
 表の看板にあったSince 1957という創業年にちょっとだけ期待していましたが、店内は改装されたか建て替えられたかして、シックでモダンな雰囲気でした。店名に忠実だったのは、照明器具がランプの形だったことぐらい。
 カウンターにいたマダムはケーキセットの貼紙をみていた私の視線を見逃さなかったのか、スタッフの女性に「ケーキはまだあったかしら」と確認をしてから、「よろしければケーキセットもできますよ」と薦めてくれました。これで一安心。昼・喫茶店、夜・バーというわけではなく、お客の要望と都合に合わせてくれる店なんですね。

 店の看板メニューのひとつは焼酎のコーヒー割りらしいのですが、メニューにはコーヒーと酒類が半々くらいでした。そのほか「初恋の味 カルピス」、ビワの酒「ビワミン」とか、コピーがそそられるドリンク類もあって迷います。でも結局、ブレンドを頼んでしまいました。

 カウンターにあった「ご自由にどうぞ」のラックに貼られた「大沢悠里のゆうゆうワイド」のステッカーが気になってみていたら、その隣には「ゆうゆうワイド」のカセットテープらしき箱がたくさん並べてありました。
 ちなみに「ご自由にどうぞ」のパンフレットの中身は、ラジオ番組表とかではなく、落語や講談のガイド本でした。数ヵ月に1回、ここで寄席を開催するのだとか。お聞きしたところ、マダムは大沢悠里さんと親戚関係にあるそうです(!)。
 また、壁に飾られていた絵画の数々はマダムのお姉さんの作品とのことでした(渡辺淳一の小説『愛の流刑地』の新聞連載時に描かれたイラストの原画らしい)。
 なんだか芸術・芸能関連とゆかりのあるお店なんだなぁと思っていたら、とどめの一言がマダムから発せられました。「この店がドラマのロケに使われて、今度TVにでます。もし、気が向いたら観てくださいね」
 その言葉とともに渡されたのは1枚のメモ。鉛筆の手書きをコピーしたもののようです。常連客と店に興味を持った客に配っているものなんでしょうか。次回来たお客が「見たよ」って話のネタにするんだろうな。
 放送日時を見てみると、かなり近々でした。以下に記します。
 2011年6月2日(木)ドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日系列21:00~)
 2011年6月17日(金)ドラマ『ブルータスの心臓』(フジテレビ系列21:00~)
 なんだかコーヒーとは関係ない情報ばかり書き連ねてしまいましたが、ちょっと目立ちにくい地階にあるので、新宿で休む場所に困った時には使えそうなお店でした。

コーヒー 500円
新宿区西新宿1丁目

※このところTVでよく見る喫茶店といえば、東麻布の「ぶらじる」。なぜか番組内で毎度店内が映ってされているのですが、その番組を最初から最後まできちんと見ていないので、理由をよく知りません。日テレ系列月曜深夜24:30~で、東野幸治と岡村隆史が旅をするという番組内の冒頭、いつもレイコー(?)を飲みながら次の旅先について語るその背後にはいつも「ぶらじる」の屋号入りの飾り用ミニ提灯が。初めて観た時は、「あっ、ぶらじるだ!」とか言ってましたが、何度もそのシーンが放送されると、すっかり背景として同化し、TV局内の控室とあまり変わらないように思えてくるから、不思議な感じです。
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by matsutakekissa | 2011-05-29 21:25 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

西口公園を抜けて

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 昨春から何べんか西新宿へ通う機会がありました。昔、あるTV放送で流れた風景と同じ場所を探すことが目的でしたが、書いたところでつまんないから、これは省略します。
 新宿西口にあるスバルビルの「新宿の目」から、都庁へと続く「動く歩道」沿いに進むのがお決まりのパターンです。西新宿は画になる高層ビルが多いためか、よくカメラを携えた人をみかけます。迫力ある画を撮るためか、望遠レンズ付きの一眼レフを構える姿は、傍目から見てもとてもサマになります。真似して撮ってみたけど、コンパクトカメラじゃ、全然ダメでした。b0158023_12464850.jpg
 さて、新宿三井ビル、住友ビルの側を通り過ぎ、新宿西口公園を抜けて十二社通りへ出て、角筈図書館で一休み。最後のシメはいつもの喫茶店です。

 その日は角筈図書館から十二社温泉(既に閉店しています)、熊野神社に向かって歩いていたのですが、営業中の喫茶店を目にして驚いてしまいました。日曜の十二社通りは、オフィスが休みで人影もまばらだったからです。
 店内に入ると、常連とおぼしきお客が顔を上げ、来店者の顔をちらりと見たあとで、読みかけの新聞や本に、再び目を落としていました。
 注文したコーヒーを待つ間によく考えてみると、この通りのすぐ裏手には住宅街があり、新宿副都心高層ビル群は、新宿中央公園を挟んだ向こうにあるので、ここを純粋なオフィス街と考えるのは間違いでした。 

 ちなみに、店をきりもりしているのは、おじいさんのマスターとおばあさん。コーヒーはサイフォンで淹れてくれます。神田や日本橋のオフィス街にあるような少し古びた喫茶店ですが、とりたてて大きな特徴はないように思います。でも、西新宿の高層ビル群を見た後でこちらへ来ると、なんだかほっとしてしまいます。土日祝日も営業していてくれて、そういうところも私にとって大変ありがたい存在なのです。
  
COFFEE HOUSE MAX
ブレンド 400円
新宿区西新宿5丁目
土日祝日もほぼ営業しているようです。
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by matsutakekissa | 2011-02-18 12:55 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 メルヘン 戸山

 知り合いの方が都営住宅に当たったと言うので、戸山ハイツを訪れました。都営住宅の団地に来るといつも感じるのは、ゆったりした敷地と緑の多さです。民間の会社の分譲マンションでは考えられない、このゆとり。設備が古い、抽選に当たらない、隣人トラブル(これは何処も同じか)など、さまざまな問題も抱えているけれど、ちょっとうらやましくなりました。
 敷地内には1階に商店のテナントが入る一角があります。色とりどりの万国旗が下がり、中華料理屋、肉屋、接骨院、雑貨屋などの店があり、ちょっとした買い物には便利そうです。
 「サイフォンコーヒーの店」という看板とピンクのひさしが目印の喫茶店メルヘンは、朝から地元の人たちで賑わっていました。小雨が降っているにもかかわらず、なぜか店外の椅子席に座るグループがいます。店内を覗いてみると、テーブルはかなり空きがあり、カウンターにも常連さんが座っていました。みんな、団地内の居住者なんだろうなあ。
 黒い蝶ネクタイをつけたマスターがカウンターに立ち、話好きそうなおばさんがお運び役でした。モーニングは4種類あり、口頭でざっと挙げてもらいましたが、目玉焼き、スクランブルエッグの2つしか憶えられませんでした。
 常連さんがおすそわけにやってきたり、そのお返しにお菓子を渡したりと、団地内のコミュニケーションが、この店を介して行われているようで、なごやかな雰囲気が流れていました。

モーニングセット 500円
※メニューには各種ストレートコーヒー、ケーキセット、パフェなどがありました。
新宿区戸山2丁目
毎月2回土曜休みのようです(第3、4土曜?)

 
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by matsutakekissa | 2010-06-16 12:59 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 沙婆裸 新宿

 伊勢丹デパートの通りを挟んで斜め向かいにある喫茶店。靖国通り沿いにあっても、うっかりするとそのまま通り過ぎてしまうような佇まい。周囲にすっかり溶け込み、街と同化しているかのようでした。
 年の暮れ、周囲は大晦日まで営業しそうな店ばかりで派手な呼び込みをしているのに、この店では早々に年内最後の営業を終えるところでした。
 沙婆裸、という看板は親切に「さはら」とルビがふってあります。その瞬間、砂漠を連想し、バブル期前後、建設会社のCMで延々流れていた「東京砂漠」の歌詞を思い出しました。
 たまたま通りかかったお客が常連よりやや多いようで、後から来た客も、「やっと座れて落ち着いた」という表情をしています。腰がすっぽりはまってしまうラウンジ・チェアの色のくすみ具合が、70年代のような感じでした。改装しないように努力しているというより、そのまま時間が経ったというようなインテリアで、窓のカーテンは大きく破れています。でも、それがこの店の持ち味でした(トイレも古い!)。
 マガジンラックには、各社全国紙やスポーツ紙、週刊誌などが沢山取り揃えられ、週刊誌にはマジックで大きく店の名前が書かれています。「取っていかないでね」というアピールなんでしょうが、でもこれだけあると、月に何冊かはもっていかれてしまいそうだなあ。
コーヒー 420円
新宿区新宿5丁目
9時~6時 日祝 休
 
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by matsutakekissa | 2009-06-11 13:00 | 新宿区山 | Trackback | Comments(2)  

喫茶 ルモンド 四谷

 四谷駅と四谷三丁目駅との間くらいにある、新宿通り沿いの店。平日のみの営業かと思ったら、土曜日も営業中。思わず「エライ!」と心の中で叫んでしまいました。
 入口の食品サンプルに気をとられながら雑居ビルの2階へ。思ったよりも広いフロアの店でした。
 マンガが豊富に揃っているのがウリのようで、強風の吹きつける土曜の昼下がり、憩と暇つぶしに訪れた男性1人客で、座席は意外と埋まっています。
 窓際の席がよかったのですが、あいにく4人掛け。小心者の自分は入口付近の2人掛けの席に座ろうとしました。すると、目の動きを追っていたマスターは「窓際でも大丈夫ですよ」と気遣ってくれました。が、なんとなく勢いが足りずに固辞してしまいました。
 たまたま手元には読みたい雑誌があったので、棚に並んで変色しているマンガを物色することはなかったのですが、今度行った日には、窓際でもどこでも、好きな席に座って、店のマンガを読みふけりたいと思います。
 だけど、あの日からなかなか行けてないのです。


コーヒー 400円(だった気がする)
新宿区四谷
営業時間、定休日は不明

 
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by matsutakekissa | 2009-03-27 23:46 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

珈琲専門店 ポニー 新宿御苑 

 新宿御苑駅の裏手にある喫茶店。何年か前に看板を見て以来、何度か店の前を通ったものの、週末はいつも休みでした。
 ということで、平日の朝に訪れてみると、朝早くから営業中。モーニングは8時~と書いてありますが、店自体は7時台には開けているらしく、既に何名かのお客がトーストをかじっています。
 ワイシャツ、蝶ネクタイを結んだ、マスターという感じの初老の男性、そして、マスターの奥様とおぼしき女性がウェイターでした。小さな店のうえに混んでいるため、座席指定がかかります。しばらくして、常連らしき方がやってきて、いつもの指定席に腰を下ろしていました。
 カウンター奥の棚には店名であるポニーらしき馬の置物がおいてあり、マスターはカウンター内で忙しく立ち働いていました。
 珈琲豆がガラス板の下に挟んである正四角形のテーブルには、店のロゴ入り灰皿が置いてあります。ストレートコーヒーの種類が並ぶメニューの中には、めずらしくこんぶ茶がありました。初めて入った珈琲専門店で、これを頼むのはちょっと勇気が要りそうですが・・・。
 お客は皆無口で、おもしろいやり取りは聞けませんでしたが、朝から常連で混んでいる喫茶店を見られてうれしい気持ちになりました。

ブレンド 350円 モーニングセット450円(トースト、ゆで卵付き)
朝7時台~夕方6時? 土日祝 休
新宿区新宿1丁目

 
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by matsutakekissa | 2009-03-27 12:52 | 新宿区山 | Trackback | Comments(4)  

珈琲専門店 クローバ 歌舞伎町

 歌舞伎町のど真ん中にある珈琲専門店。ちょっとためらいつつ、入店しました。
 メニューはコーヒーと軽食のみ。お酒は置いてなかったと思います。多少ガタがきたオレンジ色のソファに座りました。
 常連客はカウンターに座って、テレビを観ながら談笑中です。
 この店は場所柄か、その筋の方と見られる集団が訪れることがあり、店の前に部下っぽい人たちが入口付近にたむろしていているのを目にしたことが数回。こういう時はやっぱり入れません。
 そんなこともあって、ソファ席に座った時、ここから狙撃されたらどうするんだろう、などと考えました。まさか防弾ガラスじゃ?まさかなー。シティハンターの元・傭兵がマスターやってる喫茶店じゃあるまいし。
 そんなわけで、せっかく念願の店に入れたのにちっとも落ち着けませんでした。

コーヒー 500円
新宿区歌舞伎町
※全て憶測記事ですので、どうぞご了承下さい。
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by matsutakekissa | 2009-02-22 13:21 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

喫茶 ピース 新宿

 新宿西口、小田急ハルク1階に入っている喫茶店。周囲の景色はいつもめまぐるしく変わりますが、この店はどっかり腰を落ちつけています。
 入口のガラス窓に入るロゴはタバコの銘柄「ピース」とそっくりです。何か関係があるのでしょうか。ちなみに、都内では「パスコ」を名乗る敷島製パンを扱う店舗が存在しますが。
 店内には老若男女、いつも様々な人々が待ち合わせしたり、商談に使っています。以前、何やらあやしい感じの男性2人が株取引について話し込んでいるときは、聞いてはいけないと思いつつも、耳をそばだててしまったことがあります。
 店内は明るく、現代的な雰囲気ですが、一人で訪れて窓の外を眺めているご老人も見受けられます。やはり勝手知ったる我が家ならぬ、馴染みの店がいちばんほっとするのでしょうか。

コーヒー 500円
新宿区西新宿
  
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by matsutakekissa | 2009-02-17 12:51 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

クール

 歌舞伎町にも喫茶店はいくつかあるけれど、奥に進めば進むほど入り辛い。通りのどんづまり、ラブホテル街のちょうど手前にある喫茶店「クール」に行ってきました。
1階風俗情報所、3、4階が風俗店の雑居ビル2階部分。年中無休、24時間営業の文字。
歌舞伎町のイメージそのままの不夜城でした。マツタケはマツタケでも輸入物で、傘の部分がびろんと広がったやつ、という雰囲気です。
 店内は吉原の特殊喫茶ではなく、ごく普通でした。昼間だからか、店内の空気は比較的平和なようにも感じましたが、夜だったら自分はまず入らないだろうと思います(もとより歌舞伎町自体に入れないだろ、アンタは)
 窓からは歌舞伎町の街並みが見渡せ、お昼を買いに出てきたアンテナショップの女性スタッフ、茶髪、ミニスカ、濃いマスカラでキメたギャル、黒スーツのホスト達が交差していきました。

コーヒー 500円
新宿区歌舞伎町
年中無休 24時間営業
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by matsutakekissa | 2008-09-03 12:55 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)  

ドム

 南北を靖国通りと新宿御苑に挟まれ、隣町は新宿2丁目。飲食店、商店、マンション、専門学校が立ち並ぶちょっとごちゃついたエリアにも、喫茶店はありました。
 ドム、で連想するのはもちろんモビルスーツ。スパゲティーとコーヒーが売りらしい。コーヒーはサイフォンでたてています。
 しかし(やはり)、店内にガンプラはひとつもなく、強いて言えばソファーの革がザク色でした。
 せっかくの晴れの休日で通りに人出は多いのに、店には客ゼロ。
 そのせいか、店のおばちゃんに愛想はありませんでしたが、お勘定の際、連れの妹におごったことから兄弟なのがばれてしまい、おばちゃんは急に興味津々な表情に。
 「へえ~!そうなの!よく顔見せて」と言われ、二人で顔を並べる羽目になりました。

コーヒー 400円
新宿区新宿1丁目
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by matsutakekissa | 2008-09-02 22:43 | 新宿区山 | Trackback | Comments(0)