カテゴリ:墨田区山( 14 )

 

越路

 亀戸から東武亀戸線に乗って3駅目の小村井で降りました。たった2車両のローカル線はホームもJRに比べると簡素なもので、すぐに歩道に降りられます。
 駅すぐ近くの大通り沿いにある喫茶店は窓際に植え込みがあり、カーテンまで引かれて中の様子は全く見えず。
 思い切ってドアを開けると、古びた喫茶店の匂いがしました。だだっ広い店内には人影がほとんどありません。天井から下がるはシャンデリアとミラーボールのような球体。ソファ席の周りには、ポトスの鉢植えが壁のようにぐるりと囲っていました。板張りの壁には銅版画が飾られています。
 さすがに駅前だからか、お客はぽつり、ぽつりとやってきますが、いかんせん広い店内なので、客が増えたという印象は全くなく、遠くから時々音が響く程度でした。
 先客が帰り際に水槽を指差して、「ママ、この魚はなんていうの?」という質問でようやく喫茶店らしい会話が聞けました。「汚れを食べてくれる魚なの」と、ママはちょっと自慢げに語っています。振り返るときれいに保たれた水槽がありました。

コーヒー 400円 セットメニュー(スパゲッティー、カレーなど) 900円
墨田区文化
夕方5時頃まで 日祝 休
[PR]

by matsutakekissa | 2008-10-31 22:31 | 墨田区山 | Comments(0)  

マリーナ

 浅草から言問橋を渡り、墨田川沿いに北へ歩くこと十数分。向島花街にある、界隈ではよく知られた喫茶店です。
 オレンジ色のよく目立つ看板が光っていました。周辺にもいくつか喫茶店がありますが、日曜営業しているのは、ここと生ジュースの店「カド」くらいのようです。
 店内には予想通り、船の舵が飾ってありました。タスポ開始以降、タバコは対面販売でよく売れているらしく、レジ近くにはいろんな銘柄を揃えています。
 定食や甘味まで取り揃えた軽食喫茶ながら、ただメニュー数を増やしていったのではなく、定評のあるメニューが揃っているという印象をうけました。
 コーヒーとお汁粉を注文した老人2人組は、近頃の住宅は全部組立式だと嘆き、窓際近くの席では「お前酔ってんだろ」などと騒ぐ若者のグループ。そして、観光客気分の自分。年代・性別問わず多種多様な人々が自然に集まる所はよい店のことが多いですが、ここもとても居心地のよい店でした。
 帰りはカドの横を通り、桜橋を渡って向こう岸へ。南に下ると浅草です。向島の名前の由来は、本当に名前通りでした。

コーヒー 380円 マリーナ丼 800円
墨田区向島2丁目
朝8時~夜11時 土曜は夕方5時まで
[PR]

by matsutakekissa | 2008-10-28 12:44 | 墨田区山 | Comments(0)  

喫茶 千里軒 森下

 森下・両国には浪花家という屋号の鯛焼き屋が数軒あります。どうやら麻布十番の浪花家とは関係があるらしい。蕎麦屋の更科、砂場などと同じで、暖簾分けした店なのでしょうか。十番と同じ、皮がパリパリであんこがしっぽまで入っている逸品でした。
 一方、住宅街には千里軒という店名が築地の喫茶店と同名の店があります。焙煎の機械と犬小屋が目印です。
 土曜の朝9時すぎ。朝から常連客で店は賑わっていました。カウンターが10席と、奥のテーブル席が3つくらいの小さな店。TVは滝口順平のナレーションでおなじみの番組をやっていて、お客はTV見たり見なかったりで、思い思いの時を過ごしていました。
 そのうち、潮が引くようにお客が帰っていきました。ぶしつけとは思いつつ、店のママに疑問をぶつけてみました。「この店って、築地のセンリ軒と関係あるんですか?」「築地とは関係なくて、以前、浜町に店があり、ここはそこの支店だと聞いています」と、丁寧に答えて下さいました。

コーヒー 400円
墨田区千歳1丁目
朝7時半~夕方6時(平日) 朝7時半~午前11時(土) 日休
[PR]

by matsutakekissa | 2008-10-13 00:53 | 墨田区山 | Trackback | Comments(0)  

ブティック喫茶・奈々

 錦糸町駅南側はウインズが近いため、競馬中継喫茶がたくさんあります。特に江東橋4丁目の公園の周辺は、喫茶店が寄り集まっています。
 「桃山」はレストラン喫茶と銘うってあるものの、入口のサンプルには値段がついておらず、入口のドアがラブホテルのよう。店の前をうろうろしていたら、近くのパチンコ店の兄さんがじっとこちらを見ていて、冷や汗をかきました。
 その他ノーマル(?)な競馬喫茶らしき「セピア」、「ニット」、そしてブティック喫茶「奈々」。
 店の前にあるワゴンには、ペーパードリップとかではなく、パンストが並べてあります。熟年カップルが、ラブホbefore or afterに立ち寄る店なのでしょうか。その他、中年男性が女性に買ってあげるようなサンゴのアクセサリー、珈琲カップ2客とか。なぜかおたふくのお面まで。謎です。いやいや、やっぱり単純にブティックをやってみたかっただけ、という理由なのかもしれませんが。
 コーヒーは奥でおばちゃんが淹れてくれ、おじちゃんは奥の席で新聞を読んでいます。コーヒーもいい味でした。夕方の店内に流れるのはAMラジオのくだらないトーク番組で。いつの間にか、ことさらに普通の部分を探している自分に気づきました。

コーヒー 450円
墨田区江東橋4丁目
定休日不明
[PR]

by matsutakekissa | 2008-09-17 00:51 | 墨田区山 | Trackback | Comments(0)