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カテゴリ:一本マツ( 32 )

 

ハルキ

 9月に入り、ようやく猛暑もおさまってきました。晴れの日でも吹く風は涼しく、秋を感じさせます。こんな時、思い出すのは、赤羽駅前の「梅の木」という喫茶店です。過ごしやすい時期になると、いつのまにか「コーヒーのおいしい季節になりました」という貼紙が貼られていて、通りかかるとつい、コーヒーが飲みたくなってしまいます。
 さて、枕はこれくらいで本題に入らなければ。

 五反野の商店街は駅を挟んで南北に商店街が続いています。この商店街は個人商店もまだまだあるため、三味線、傘と履物の店など、思わず入りたくなるような店構えを見るだけでも楽しいのです。
 駅から続く商店街を北方面へ歩き、六叉路交差点を越え環七方面に20分ほどバス通りを歩いたところに、一軒家の喫茶店があります。外観はごく普通の喫茶店という感じなのですが、店内に入ると、壁一面に貼られた昔のアメリカ映画のポスターやレコードジャケットに目をうばわれてしまいました。
 渋谷、新宿などの繁華街にあるヤング向けの飲食店、ファッション用品店ならあっても似たようなインテリアもあるでしょうが、これが郊外の店だと印象深く感じます。

 看板には「珈琲の店」とありますが、カレー、スパゲティにBLTサンドもある軽食の店でした。コーヒーを注文すると、分厚く白いマグカップに、アメリカンコーヒーが出てきます。

 店内にはマンガも揃っていたので、途中巻まで読みかけの「20世紀少年」を選びました。このマンガの独特の世界である、日本の60年代と現代(パラレルワールドと言い切って良いかわからないが)を行き来するような感覚が独特の持ち味なのですが、それと店の雰囲気、BGMのオールディーズ・ソングによって、時空を越えているかのような不思議な気持ちになりました。

 店内に飾られていたもので印象深かったもののひとつに、ローレルアンドハーディのイラストの看板がありました。お店の方にお伺いしたところ、看板は購入したものだが、ポスターなどは映画館から譲り受けたものが多いそうです。
 合わせて気になっていたカウンター脇、天井近くに貼った紙にある「Music, Martinis, and Memories」の文字の由来を聞いてみたら、「あぁ、あれは通風孔をふさぐためにつけただけ」とのこと。あんまり語呂のよい文句だったので、ネット検索してみたところ、こちらはJackie Gleasonという方のアルバム・タイトルだということがわかりました。なるほど、勉強になりました。
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ハルキ
足立区青井5丁目
ブレンドコーヒー 380円
朝9時~5時 日曜 定休
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by matsutakekissa | 2011-09-08 21:40 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

ミロン

 鍋屋横丁という面白そうな名前の商店街があることを知り、中野富士見町まで行きました。昔の記録映像によると、以前この辺りには都電が走っていたそうです。かつて栄えていた頃の名残がみられるかもしれない、と期待していたのですが、やや規模の大きいアーケード商店街である以外は、普通の商店が軒を連ねていました。その商店街に行く途中のバス通り沿いに、古めかしい外観の喫茶店がありました。
 入り口は幅が狭いのですが、奥に進むにつれ奥行きがあり、4人掛けテーブルやゲーム台もあります。
 つくりつけらしき棚には、マンガ本がぎっしり。背表紙のタイトルを見たところ、15年前後のものが多いように思われました。

 店主のおばあさんは接客がとても丁寧で、何か運んで持ってくる時など、わざわざ一礼してからテーブルに皿を置いて「ごゆっくりどうぞ」とおっしゃいます。
 かなり安かったので、自分にしてはめずらしくオレンジジュースを注文してしまいました。まるい窪みのあるもようの付いたどっしりとしたガラスのコップに、久しぶりに出会ったので、つい指でなぞってしまいます。
 ジュースはやっぱり果汁100%というわけにはいかず、ほんのりと人工的甘味料の味がして、子どもの頃に食べたお子様ランチに付いてきたジュースの味でした。軽食もドリンクも他の店と比べると安いし、マンガ本もあるし、いい意味で客をほったらかしてくれる雰囲気がなんだか落ち着きました。

 お店は創業40年近くになるそうで、「こんなつくりの店、今ではなかなかないでしょう」とさらっと言って笑っておられました。
中野区本町6
コーヒー 300円

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by matsutakekissa | 2011-08-06 11:46 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

ローザ

 中野のブロードウェイに行く途中、車窓からは満開の桜の花が見えたので、東中野で降り東口から神田川へ向かいました。普段は静かな人通りの住宅街も、お花見の人々の流れができていました。

 川へつづく道の途中にある喫茶店は、自分の知る限りではいつも閉まっているのですが、その日は店内に灯りがともっていました。ドアを開けるとそこには誰もおらず、コーヒーの残り香と音楽がながれていました。
 すみません、と声をかけると、奥からはマスターが顔を出しました。
 「もう、お終いですか」と尋ねると、お昼ごろまでですとのことでした。
来るのが少し遅かったことを残念に思ったのが半分、とうに閉めていたとずっと思いこんでいた店が営業していてうれしかったのが半分で、近いうちにまた来ようと思いました。

 よく晴れたうららかな朝に、再度店を訪れると、そこは早朝から近所の方々の集うサロンになっていました。カウンターには老眼鏡がいくつもあります。必要なお客さんが店に「置き眼鏡」として置いていっているのでしょうか。マスターとのお話を楽しみにする人がいる一方、散歩の途中に出会った近所の方同士が立ち寄ったり、あるいは誰とも話さずに新聞を読み耽る人…。みなさん、自由きままに店での時間を過ごしていて、仕事は既にリタイアされているような年齢層の方ばかりでした。そういう常連客ばかりの店に割り込んでいく自分は、今日も場違いで無粋な奴のはずでした。
 でも、あまりぎこちなさを感じませんでした。それは常連さんが他人にあまり干渉せず、人それぞれに過ごす人が多かったからかもしれません。

 突然、店の奥からニャアニャアという声がしました。「そっちにいきたいっていってるんだわ」と常連さん。マスターがカウンターの奥の引き戸を開けると、白黒ブチ猫が出てきて、カウンターの向こうのお客の顔を見ていました。マスターに喉を撫でてもらうのを見るかぎり、かなり大事にされているようでした。

「つもりちがい十ヵ条」が貼られていました。
つい最近、とある店で見かけて以来、気になっていたので、写真を撮らせていただきました。文字にも起こしてみました。

高いつもりで 低いのが 教養
低いつもりで 高いのが 気位
深いつもりで 浅いのが 知識
浅いつもりで 深いのが 欲望
厚いつもりで 薄いのが 人情
薄いつもりで 厚いのが 面皮
強いつもりで 弱いのが 根性
弱いつもりで 強いのが 自我
多いつもりで 少いのが 分別
少いつもりで 多いのが 無駄

そのつもりでがんばりましょう

はい そのつもりで がんばります。
正直、わたくしにとっては耳に痛いことばだらけですね。

中野区東中野5丁目
朝6時~12時ごろ
コーヒー 330円 モーニングセット 500円~550円

【追記】
 あまり多くの資料を読んでいないので、あいまいですが、どうやら関東大震災後、東中野駅周辺は商店が増え発展したようです。駅東口の商店街「東中野本通り共栄会」にあるベーカリー兼喫茶店には、商店会の歴史をまとめたファイルが置いてあり、興味深く拝見いたしました。結婚式場で有名な「日本閣」は釣り堀店から経営拡大していったとか、全く知りませんでした。わが町を愛する方々の手によって作られたということがうかがわれる内容でした。
 また、月刊誌『机』(紀伊国屋書店、1958年2月号)に書かれていた井上誠さんの記事によると、震災後の東中野の喫茶店に触れた記述がありました。ミモザ、ユーカリ、暫、ざくろ、ルネ、ノンシャランなどの店があったそうです。喫茶店は当時、作家や詩人のたまり場として利用されていたようで、その中には北原白秋、井伏鱒二、林芙美子などのメジャーな方々の名前も見受けられました。現在は閑静な住宅街としての東中野周辺しか知りませんが、賑やかな時代もあったのですね。また、震災後に街が発展した点は、新宿と同じということにも気付かされました。
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by matsutakekissa | 2011-05-13 13:03 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

紙風船

 年が変わっても、まだ半年前の内容をアップするかで悩んでいます。昨年の撮影問題以来、ブログを書こうとすると、すっかり白けた気分になってしまうことがあり、一度その考えにはまるとなかなか抜け出せません。かといって気にしすぎる自分を俯瞰すると馬鹿にも思えますが、やはり万事においてバランスは大切です。
 街中の喫茶店というささやかな存在を大仰に表しすぎないよう、ひかえめなサイトでありたいと思っています。


 駒込駅東口から続くさつき通り商店街にある喫茶店。数年前までは看板の褪色が激しく、営業中かどうかかもよくわからない店だという記憶がありましたが、久しぶりに通りかかると、看板が新しくなり、店内も改装されているようだったので、入ってみることにしました。
 店内は外観と同様に改装されていましたが、創業時の雰囲気を残しているかのようなつくりが随所にみられました。微妙な段差があるのもそのひとつで、視線が遮られ、寛げる空間になっています。テーブルゲーム台も残っていて、スタンバイ中のメロディが小さく流れていました。
 4人掛けのテーブルがメインですが、昼前の中途半端なこの時間、店内はグループ客1組に、1人客が3、4名。1人客は新聞片手にコーヒー一杯の人がほとんどだったので、あまり気がねせずに、自分も4人掛けテーブル席に腰掛けました。
 席についてまもなく運ばれてきたお冷のグラスが、湯飲み茶碗サイズに花柄の可愛らしいもので、無色透明のグラスばかり見慣れた目にとっては新鮮でした。
 メニューを見ると、朝はモーニング、昼はランチ、夜のセットメニューもあり、置いてある雑誌や新聞の種類も多く、夜間・土日営業で、いつ訪れても使い勝手がよさそうです。
 後日、夜の時間帯に訪れて、初めてマスターから話を伺うことができました。「ブログ見て来たの?」と聞かれて、「そうではないですが」と答えたところ、最近はネットの評判を見てくる人もけっこういるのだとか。サイトはお店オフィシャルのではなく、お話によると、近所の女子大生のお客さんによるものだそうです。
 マスターの話によると、お店は創業25年で、一時期他の人に経営を任せていたらしいのですが、その後、自ら店内の内装を一新して経営を続けているそうです。店の奥に飾ってある、ネコが紙風船で遊んでいるドリーミーなタッチの画はオーナーの友人が描いてくれたのだとか。店の雰囲気を象徴するような画で、素敵でした。

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北区中里2丁目
朝7時~夜10時
水曜休
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by matsutakekissa | 2011-01-12 12:39 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 シェルフ 国分寺

 少し前に、国分寺の名曲喫茶「でんえん」を訪れました。本当はここに書くべきことではないのかも。ただ、話の流れ上、欠かせない内容でもあるので、載せることにしました。

 休日の夕方の店内はすごく混んでおり、やっと空いていた1席に座れました。年季の入った壁の色を見て、古いお店なんだなあと実感がわきましたが、店内は少しざわついて、全体的に浮き足立った雰囲気がありました。
 周囲の人を見てみると、みな自分と同じ、初来店か2、3度来ただけの様子で、常連然とした人は少なそう。そんな色眼鏡でみれば、どことなく世間話をする人も、できるだけ重要ではない会話を必死で続けているように感じられたし、文庫本を読む人も、一生懸命集中して雰囲気に溶け込もうとしているように思われました。そういう人たちのオーラでこの店は埋め尽くされているようです。
 後から入ってきたご老人は、入れ違いで空いた席に座り、「あぁ、この席が一番いい場所なんだよ」といいました。そうか、場所なのね。その一言が、客全員の気持ちを代弁しているかのようでした。落ち着かなくて、コーヒーを飲んですぐに店を後にしました。付き合ってくれたうちの人には悪いことをしました。

 店を出てぼんやり駅に向かう途中、コーヒーの看板に気が付きました。雑居ビル2階にある店を目指して上がっていくと、まだ営業中でした。
 小さな店内には大きな液晶TVとカラオケ設備があり、夜はカラオケ居酒屋になるようです。店のママからも、「(居酒屋になるので)あんまり時間がありませんけど」と言われましたが、気どらない雰囲気がさきほどの店とは対照的で、飲みなおしにはうってつけ。
 店の壁には演歌歌手のポスターが貼られ、酉の市の熊手も飾ってあり、スナック風の店内でした。疑似ステンドガラスだけが、唯一喫茶店らしい雰囲気を残しています。
 豆から挽いておとしてくれたコーヒーは、意外なことに、ものすごく大きなコーヒーカップに入っていました。丼くらいはありますが、中身は普通の量です。パーティーの余興みたいで、突っ込んでくれ、といわんばかり。いや、きっと何か深い意味があるに違いない。
 「大きなカップですねえ」と話しかけたら、「お待たせしてすみませんでした」。さらりと返されてしまいました。

コーヒー 400円
東京都国分寺市本町2丁目
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by matsutakekissa | 2010-02-18 23:10 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 レモン 亀有

 お正月、初詣の帰りに亀有に途中下車しました。東京の東のはずれに住んでいた頃は葛飾区はお隣の区。しかし、移動手段がバス便くらいしかなく、かといって自転車ではやや遠い場所でした。
 すっかり再開発を終えたような駅前も、ちょっと歩けば昔からの商店街にたどりつきます。それが南に出ても北に向かっても同じなのは、うれしい驚きでした。
 しかし、さすがにお正月から開けている店は少なかったのですが、南口の商店街「ゆうロード」入口近くの「レモン」は営業していました。店内には意外と多くの人で賑わっていました。お出かけ帰りの人もいれば、この店に立ち寄るのが日課のような一人客もいます。
 外観だけではわかりませんでしたが、店内は意外と典型的な喫茶店のつくりです。奥が一段高くなった段差のある店内で、壁の一部に鏡が貼られています。パーテーション代わりの観葉植物の鉢植えや入口付近のマンガの棚が居心地のよさそうな空間づくりに一役かっていました。
 店の前のサンプルケースで悩んでいた3人の親子は、やや遅れて入ってきました。やや老境に入った夫婦と娘さんらしき3人で、お店の方に年始のあいさつをすると、それぞれがパフェを頼んでいました。
 パフェ以外にもメニューは豊富で、ピラフ、スパゲッティにハンバーグ・・・。といってもレストラン喫茶ではなくて、飲み物の種類も多くあります。
 さきほどの3人のところにパフェが運ばれていて、ちいさな歓声が口々に漏れていました。日常生活のなかのちょっとした幸せをわけてもらったようで、少し心があたたかくなりました。


コーヒー 350円
葛飾区亀有3丁目
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by matsutakekissa | 2010-02-12 23:33 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 ザオー 沼袋

 道路沿いにある店を見かけたのは3年ほど前。敷居が高そうで結局入らずじまいでした。今もやっているのだろうか。気になりだすと止まらなくなり、ある日の週末に訪れました。

 駅北口から延びる商店街を突き抜け、バス通りに出てしばらく歩くと、店は今も変わらずにありました。ドアにも窓にもカーテンがされていて、中の様子は分かりません。
 こじんまりした店内にはお客は誰もおらず、髪をひっつめにした店主のおばさんが、お米や野菜を洗ったりして仕込み中でした。
 ラジオの音以外、シーンとした店内。久々に緊張感が高まりました。コカ・コーラのロゴ入りのドアの取っ手、古びたハインツのロゴ入りのメニュー表、赤いチューリップのような間接照明、カウンターの吊り下げライトはマスカットキャンデーのような色と形をしています。開店時からあまり手を加えていなさそうな空間でした。
 壁には健康飲料『パイロゲン』のポスターが貼られ、メニューにはおにぎりやスパゲチ、ピラフなどの軽食メニューもありました。
 かなり年数の経ったお店なので、店の前を大型車が通るたびに、店がかすかに震えるようでした。隣の飲食店からの物音もよく聞こえてきます。表現は悪いけれど、まるで安普請のアパートの室内にいて、息をころしながら、隣から響く音に耳をそばだててる感じで、ひさしぶりに緊張感を味わいながらコーヒーを飲みました。

コーヒー 320円
中野区沼袋

 
 
 
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by matsutakekissa | 2010-02-09 12:56 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 季の実 十条

 昔の喫茶店の写真や店の名前、当時の様子について書かれた本は意外と少なくて。
 たとえば、今は跡形も無く消えてしまったけれど、当時一世を風靡した店、流行りのスタイルについては、やはり当時の文献にあたるしかないので、最近はできるだけ古本屋を覗くようにしています。
 先日購入した古本では、現在も営業中の店名がいくつか載っていました。そして、誰もが知っている有名な老舗ではなく、街角にあるふつうのお店があったことにひどく驚きました。その2店舗は、たまたま以前行ったことのある店だったからです。

 1店は、以前記事にした五反野『あかしや』。そしてもう1店は十条『季の実』。どちらも都心から離れた、街はずれの喫茶店。今でこそ、どちらの店も商店街の真ん中にありますが、本で紹介された40年前の街は今と全然違ったでしょうし、時代の先端を往く喫茶店は、大いに流行ったのでしょう。

 十条駅前から延びる商店街アーケード内ビル地下1階の『季の実』は、当時店があった住所は十条仲原一ノ四。町名が変わった可能性がありますが、現在の住所も当時の住所からすぐ近くの場所です。
 ビルの地階の店で、看板のロゴがやや古そうな印象を受けますが、店内は新しく、カウンターの回転チェアが赤色でよく目立っていました。古くからの店を期待していたので少しそれが残念でしたが、コーヒーカップは素人目でも高級とわかるもので、お店のこだわりを感じたのを覚えています。
 今回、3年ほど前のうろ覚えの記憶で書いてしまったので、記憶違いがあるかもしれません。その点は何卒ご了承ください。

北区上十条1丁目
※夜8時頃で閉店のようでした。日曜不定休だったかもしれません。
【参考文献】寺田辰夫・著『珈琲ものがたり』1967年刊、ドリーム出版
巻末の「全国コーヒー店ベスト700店案内」では、店名と住所、店の印象が一言添えられています。『季の実』は「女性に人気のある店」として紹介されています。
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by matsutakekissa | 2010-02-04 12:58 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 フランク 八王子

 オレンジ色の中央線に乗る機会は普段めったにありませんが、過去2年ほど、お見舞いで定期的に通っていたことがありました。東京都縦断の旅、なんていうと毎日通勤している方々にお叱りを受けそうですが、行って帰ってくるだけで半日以上かかるので、帰りの電車では大体ぐったりしていたのを思い出します。もう、行く必要がなくなった今、八王子はすっかり縁遠い町になってしまいましたが、この店は、今も元気でやっているのかな。
 
 八王子駅北口からすぐ近く、ビル1棟建ての大箱喫茶店。こんな贅沢なつくりの店、都心ではなかなか見られません。1~3階まで客席がありましたが、現在3階は使用されていないようでした。
 少し薄暗い店内では、シャンデリアやドングリ型の間接照明が輝いており、店内の一部は石造りの壁で、凝っていました。
 珈琲&フードと看板に書いてある通り、軽食類のメニューも豊富でした。スパゲッティ、ドリア、グラタン、ピザ・・・。でも、相変わらずケチな自分は、いつも食事を立ち喰いソバ屋で済ませて、コーヒーしか頼みませんでした。もう、なかなか行けなくなった今、この店のことを思い出しながら、もうちょっと通えばよかったなあと後悔しています。

コーヒー 300円
東京都八王子市旭町
日曜 休みのようです
 

 
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by matsutakekissa | 2010-01-21 23:17 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)  

喫茶 マロニエ 五反野

 五反野駅の線路席にある喫茶店。駅から東西に延びる商店街とは外れていて、地元の人たちが通る駅へのショートカットのような、目立たない道沿いでしたが、お客さんはたくさんいました。
 ランチタイムをやや過ぎた頃で、お客の多くは食事をとっていたのですが、残念ながらサービスタイムは過ぎてしまっていました。
 店舗兼自宅のこじんまりとした店内ですが、座席は4人掛けテーブルがメインのため、ゆったりした印象でした。マガジンラックには男性・女性向け雑誌のバックナンバーから新聞まで豊富に揃っていて、1人でも過ごしやすそうです。
 自分の席に注文を取りにきたおばさんはどうやらお客さんだったらしく、客席について、赤ちゃん連れのお母さん方と親しげに会話。アットホームな雰囲気です。その後店のマスターも話に加わり、「子どもが小さい頃は忙しくてあまりかまってやれなかったです」とおっしゃっていました。
 レジに立っていたのはマスターのお母さんとおぼしきおばあさんで、「毎度ありがとうございます」と、コーヒーチケットを1枚渡してくださいました。チモトコーヒーのロゴが印刷された本物のチケットです。何百円か以上の支払いにつき、1枚くれるのでしょうか。なんとも太っ腹なサービスなのでした。
 


コーヒー 380円
ランチセットは740円(カレー、ハンバーグ、ピラフ、スパゲティ等+コーヒー又は紅茶)
足立区西綾瀬

※現在は「うたごえ喫茶」として営業中です。この店で修業した方にお話を伺う機会があり、創業50年以上だとか。【2013.4】

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by matsutakekissa | 2009-12-07 12:56 | 一本マツ | Trackback | Comments(0)