喫茶発祥の地

 三越前や秋葉原を通る中央通り沿いにそびえる三洋電機ビル敷地内の片隅に、ひっそりと建つ「日本最初の喫茶店発祥の地」の碑と、白いコーヒーカップ&ソーサー。
 ここに日本最初の喫茶店、「可否茶館」があったそうです。
 明治21年(1888年)というから、今からちょうど120年前。撞球やクリケットなどの運動施設、更衣室、シャワー室まで揃えていたというから、英国や仏国の文化をそのまま持ち込んでいたんですね。
 また、可否茶館を会場に「男女交際会」を催したとされています。現代語訳すると出会い系カフェ。言いすぎか。
 しかし、当時は社交パーティーのような、そうとうハイカラな雰囲気だったのでしょう。コーヒーだけでなく洋酒なんかも出していたそうですから。
 しかし、時代を先取りしすぎたのか、世に出るのが早かったのか、その後4年で閉店し、明治44(1911)年、銀座に開店した「カフェープランタン」の登場をもって、喫茶店が世に受け入れられたそうです。
 ちなみに、カフェープランタンは現在も銀座にて営業中です。ちなみに、カフェープランタン、可否茶館は存続していませんが(大正2年創業のカフェーパウリスタは珈琲豆の販売と喫茶店を現在も営業中)、小樽と東京・阿佐ヶ谷には可否茶館という喫茶店があります。由来はおそらく、最初b0158023_9411956.jpgの可否茶館にちなんでいるのでしょう。

設立場所:台東区上野1丁目

参考文献:ウィキペディア日本語版(コーヒー、喫茶店のページ)
鹿島 茂:カフェ=珈琲を飲ませる場所こと始め、東京人(2000年5月号)
[PR]

by matsutakekissa | 2008-08-14 09:44 | エトセトラ | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://kissamatsu.exblog.jp/tb/9289876
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< クロモン 入谷周辺の閉店喫茶 >>